m-floが10周年記念ライヴを開催。ファンとともに「we are one!」

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2009年にデビュー10周年を迎えたm-floが、11月14日と15日の2日間にわたり、スペシャルライヴ<BeeTV presents m-flo 10Years Special Live "we are one">を国立代々木競技場第一体育館にて開催した。

今回の公演は、VERBAL、☆TakuがLISAとともにm-floとしてメジャーデビューした1999年から、LISAの脱退、さらにさまざまなアーティストとのコラボレーションを行なったLoves時代までを完全凝縮。参加アーティストは総勢22組にも及ぶという大きなスケールのもの。なお、2日間で約22,000人を動員した。

◆m-flo 画像@2009.11.15 <m-flo 10 Years Special Live “we are one”>(14日のみ出演したMINMI、CHEMISTRYも)

m-floファンが埋め尽くした最終日15日の代々木第一体育館。華々しいm-flo10周年のお祭りは、スクリーン一面に映し出されたエンタープライズ号艦長ジャン=リュック・ピカードの挨拶からスタート。そのままm-flo loves STAR TREK(TM)の「Love Long and Prosper」で、アルバム『M-F10』ジャケットの“0”のオブジェを寝かせたような円形のDJセット(ご存知のとおり、そもそもは帽子なのだが)と☆Takuが登場。その後、「m-flo!!」コールがこだます中、VERBALがステージ上に。さらにLISAも姿を現し、10周年を記念した2009年発表の新曲「SOUND BOY THRILLER feeeeeeeeeet.LISA」、そして2000年リリースの「How You Like Me Now?」。その様子はまさに、代々木に集まった11,000人を載せ、m-flo10周年の時間を行き来する音楽の旅が幕を明けたかのようだった(もしかすると我々を乗せた艦の名前は“Global Astro Liner号”だったのかもしれない)。

「M-F10。m-flo10周年ライヴにようこそ!」── VERBAL

MCをほとんど挟まず、Sowelu、Crystal KayなどLovesアーティストが次々に登場する10周年記念ライヴ。そんな中で、ひときわ大きな歓声で迎えられたのがBoA。ヒット曲「the Love Bug」をパフォーマンスすると、オーディエンスも大きく手を振って応える。ブラックを基調としたクールなパンツ姿のBoAは、VERBALと抱き合いm-floの10周年を祝福した。

「今日はm-floに、そして私たちに会いに来てくれてどうもありがとうございます。私にとって思い入れのある曲を歌います」── LISA

思いがけなかったのが、m-floの6枚目のシングルであり、1stアルバム『Planet Shining』にも収録された、ファンにとっては懐かしいナンバー「Come Back To Me」。この日のためだけにしっとりと歌い上げるLISA。ドラマティックな歌声に感動し、思わず胸が詰まってしまったファンもいたはずだ。

さらに、日之内エミ、Ryohei、Rie fu、Emyli、Diggy-Mo'、MONDAY満ちる、MONKEY MAJIK、そしてストリングスとともに登場したCharaなど、Lovesアーティストが立て続けに登場。10周年にふさわしい大パーティーを豪華に盛り上げた。

「m-flo、10周年記念ライヴに来てくれてありがとうございます。昨日やってなかった曲、やってたでしょ?(笑) 10周年突っ走ってきましたが、m-floとしてアルバム5枚。…1枚目から聴いてる人…どうもありがとう。嘘でも嬉しいです(笑)。何となく10年間やりたいことをやってきましたが、今日みんなの前でライヴできたのも、Lovesアーティスト、LISA、支えてくれたスタッフ、そして進化してきたm-floについてきてくれたみんなのおかげです。Thank you。パーティーは今日だけじゃないです。これからもm-floのパーティーに来てくれますか!」── VERBAL

VERBALはさらに、あらかじめ配布されていた「1」の形をした指キャップをオーディエンスにつけるように促し、会場のライトを落とす。客席、そしてステージに浮かび上がる蛍光色の「1」とともに、ライヴのサブタイトルでもある“we are one”をアピール。m-floとファンが一体であることを印象づけた。

この日、アンコールでステージに立ったのは、野宮真貴&CRAZY KEN BAND。といえば、アルバム『ASTROMANTIC』収録曲「Cosmic Night Run」なのだが、なんとこの日は、39人編成のマーチングバンドとともにパフォーマンス。大規模なステージ展開と、横山剣の「イーネッ!」にオーディエンスは大喝采。さらにm-flo Loves YOSHIKAの大ヒットバラード「let go」、そして大ラスの「come again」と、まさにm-floの10周年がぎっしりと詰まった3時間に及ぶ充実のライヴだった。

「10周年を祝いに来てくれた2万人のお客さんたちの姿を見て、感無量でした!」── VERBAL

「僕たちのためにこれだけのアーティストが集まってくれて本当に感激です!」── ☆Taku

なおm-floは、2009年末、12月22日に新木場ageHaにて<m-flo loves(R) TOKYO “10YR SPECIAL PARTY”>と題したパーティーを開催する。このパーティーにはm-floのメンバーはもちろんのこと、世界を沸かし続けるDJたちが集結する。

◆iTunes Store m-flo(※iTunesが開きます)
◆膨大な作品群をインタビューと映像と画像とデータで徹底解明! m-flo 活動10周年記念大特集
(※ なお、LISAのアルバム『Disco Volante』に迫った特集も近日公開予定)
◆10周年特設サイト「m-flo 10th Anniversary Special Site」
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