[クロスビート取材こぼれ話] ショーン・レノン

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ヨーコ・オノ・プラスティック・オノ・バンドの一員として11月に来日したばかりのショーン・レノン。細野晴臣、コーネリアスなど豪華メンバーを相手に見事なバンマスぶりでセッションを牽引する一方、マルチプレイヤーとしても八面六臂の活躍を見せた。無精ヒゲをたくわえ、ガムを噛みながらギターをかき鳴らす立ち姿に、彼の父親を重ね合わせた観客も多かったはず。奇しくも2009年は、プラスティック・オノ・バンドが伝説的パフォーマンスを披露した<ロックンロール・リヴァイヴァル・フェスティヴァル>から40年という節目の年でもあった。

◆[クロスビート取材こぼれ話] ショーン・レノン ~写真編~

インタビュー時のショーンはイメージ以上にフランクで気取りがない。話が日本のバンドに及ぶと「ボアダムスが好き過ぎて、ライヴを観るためだけに日本へ来たこともあるよ!」と。花電車、ROVOなどの名が次々に出てきて驚かされた。

取材中は相手から視線をほとんどそらさず、たとえザ・ビートルズに関する話題でも真摯に答えてくれる。母=ヨーコについて訊くと、「ママはまるで少女みたいな人」と形容しながら、「いちアーティストとしては本当に尊敬している。ポップ・カルチャー、アヴァンギャルド音楽の歴史を作ってきた偉大なミュージシャンと同じスタジオで作業できて光栄だったよ」と激賞。母子の深いつながりを感じさせる、笑顔が絶えない取材だった。

サインを頼むや、瞬時にユニークなイラスト(写真)を描き上げてしまうひらめきにも感嘆。この色紙を現在発売中のクロスビート1月号で読者にプレゼント。インタビューとあわせて、是非ご一読を!

◆ショーン・レノンのサイン・プレゼント・ページ
◆クロスビート最新号(オフィシャルサイト)
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