時代はめぐり形は変われど、世に響き続ける名曲「ロコ・モーション」

2009年11月18日に発売され、豪華な選曲で話題になっているコンピレーション・アルバム『NOWヨーガク・ヒッツ』だが、18曲入りの当CDに先駆け、10曲入り音楽配信ヴァージョンの『NOW ヨーガク・ヒッツ download selection』は11月11日にリリースとなっていた。

収録曲中、現在曲ごとのダウンロードでもっとも売れているのは、ソフトバンクモバイルTV-CM「大移動」篇でも話題となった、グランド・ファンク・レイルロードの「ロコ・モーション」だ。

1969年にデビューしたミシガン州出身のグランド・ファンク・レイルロードは、当時「レッド・ツェッペリンやジェフ・ベック・グループに対するアメリカからの回答」とも呼ばれ、アメリカン・バンドとしてキャッチーさとワイルドさを持ち合わせながら、ライヴにおけるスポンティニアスな才は世界中でロックファンを感涙、マーク・ファーナーの卓越したリズムセンスは多くのアーティストからも一目置かれるものでもあった。こと1971年後楽園球場で行なわれたの雷雨のライヴは、ロック史上においても指折りの伝説のパフォーマンスだ。

「ロコ・モーション」はキャロル・キングとゲリー・ゴフィン夫妻のヒット・コンビによって書かれ、リトル・エヴァが1962年にリリースすると全米1位を獲得。「ロコ・モーション・ダンス」は社会現象になった。1974年のグランド・ファンク・レイルロードによるカヴァーはトッド・ラングレンをプロデューサーに迎え、こちらも全米1位を獲得。1987年にカイリー・ミノーグがカヴァーしたヴァージョンも有名で、全米3位を記録している。そして今、日本においても再燃の狼煙が上がっている「ロコ・モーション」、時代はめぐり形は変わりながらも、すばらしい音楽は時代を超えて人々に届いていくことを証明してくれる作品のひとつだ。

『NOWヨーガク・ヒッツ』は1曲目のグランド・ファンク・レイルロードから、18曲目のヴァン・マッコイ＆ザ・ソウル・シティ・シンフォニー「ハッスル」まで、洋楽の大ヒット曲がぎっしり詰め込まれている。『NOWヨーガク・ヒッツ』の発売を記念してのヨーガクマ・キーホルダーのプレゼントは2009年12月31日まで受付中。

『NOWヨーガク・ヒッツ』
2009年11月18日発売
TOCP-70840 1,980円(税込)
1.グランド・ファンク・レイルロード／ロコ・モーション
2.レディー・ガガ／ジャスト・ダンス feat.コルビー・オドニス
3.コールドプレイ／美しき生命～VIVA LA VIDA
4.ジェット／シーズ・ア・ジーニアス
5.ケイティ・ペリー／ホット&コールド
6.ブラック・アイド・ピーズ／ブン・ブン・ゲッタ(DAVID GUETTA'S ELECTRO HOP REMIX)
7.デヴィット・ゲッタ／ラヴ・テイクス・オーバー(feat.ケリー・ローランド)
8.ラトーヤ／ノット・エニモア
9.エリオット・ヤミン／ウエイト・フォー・ユー
10.レニー・クラヴィッツ／アイル・ビー・ウェイティング
11.カール・ウルフ(feat.カルチャー) ／アフリカ
12.フロー・ライダー／今夜はロウ☆ロウ☆ロウ(feat.T-PAIN)
13.ハディセ／ひと夏のドゥン☆テク☆テク
14.リリー・アレン／ザ・フィアー
15.ティニーシャ・ケリー／アイ・ウィッシュ・ユー・ラヴド・ミー
16.シェネル／ミッシング
17.エリック・マーティン／PRIDE
18.ヴァン・マッコイ&ザ・ソウル・シティ・シンフォニー／ハッスル

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