小田和正、22分50秒に及ぶ奇跡の大メドレー

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小田和正が出演する「クリスマスの約束2009」の収録が、11月30日千葉・幕張イベントホールにて実施された。全国約8万名の観覧申し込みの中から選ばれた3000名が当日会場に集まった。

◆小田和正、22分50秒に及ぶ奇跡の大メドレー ~写真編~

2009年で9回目を迎える「クリスマスの約束」は、小田和正が持つ卓越した表現力を余すことなく伝える番組で、初めて放送された2001年は23時45分の放送開始にも関わらず世帯平均視聴率7.9%、2002年には初回の数字を上回る9.3%を記録し、2003年には12月期の月間ギャラクシー賞を受賞するに至ったもの。

2004年には小田和正初のレギュラー番組「風のようにうたが流れていた」の総集編として放送され、これまでの放送と同様に同時間帯首位を記録。2005年の放送では小田和正自身のツアーをテレビ用に美術・照明をアレンジして収録し、ツアーライブのテレビパッケージとして新たな道を切り開いた。2007年は5組のゲストアーティストを迎え2度目の月間ギャラクシー賞を受賞し、2008年彼の半年に渡る全国ツアーの様子を綴ったドキュメンタリーを織り交ぜて構成、放送も好評を博した。

そして2009年。小田和正にとっても前代未聞の大プロジェクトが行なわれることになった。小田和正にとって「前からずっとやってみたかった企画」…それは総勢21組34名に及ぶアーティストたちが一堂に会し、それぞれの代表曲を全員で支え合い、歌い継いでいく「22分50秒」ノンストップの大メドレーというもの。

2009年の夏、アーティストたちのもとに小田和正から手紙が送られてきたという。その手紙に書かれていたのが「22分50秒」の構想だった。その企画と小田和正の想いに、キャリアや年齢も関係なく賛同したアーティストたちは多忙なスケジュールを調整しあい、数ヶ月に及んで企画会議が重ねられたという。実現できるかどうかもわからない手探りの日々、立ちはだかる制作陣との戦い、苦悩と不安の4ヶ月。それでも奇跡の瞬間を信じてリハーサルは重ねられていった。

そして辿り着いたのが、楽譜13枚に及ぶ大メドレーだ。タイトルは「22分50秒」となった。

幕張イベントホールでは、収録当日までの赤裸裸なドキュメンタリー映像が流され、客席はその怒涛の日々に固唾を飲んでいたという。そして22分50秒の大メドレーのパフォーマンス。終えた瞬間会場は感動の波が押し寄せた。鳴り止まない拍手は小田和正の見せた感涙の涙で更に大きなものへとなった。会場にいた3000人が体感した「音楽の力」は、12月25日(金)全国TBS系の放送で明らかになる。

「クリスマスの約束2009」
放送日時:2009年12月25日(金) 23時59分~
※全国TBS系にて放送
※一部地域では放送日時が異なりますのでご注意下さい。
出演者:小田和正
ゲスト:AI、Aqua Timez、いきものがかり、キマグレン、Crystal Kay、財津和夫、佐藤竹善、清水翔太、JUJU、スキマスイッチ、鈴木雅之、STARDUST REVUE、中村中、夏川りみ、一青 窈、平原綾香、広瀬香美、藤井フミヤ、松たか子、山本潤子
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