ゼム・クルックド・ヴァルチャーズ「ワン・オフにあらず」

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レッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズ(B)、フー・ファイターズのデイヴ・グロール(Dr)、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョッシュ・オム(Vo/G)が結成したスーパー・グループ、ゼム・クルックド・ヴァルチャーズ。ファンには嬉しいことにワン・オフのプロジェクトには終わらず、またアルバムをレコーディングしたいと思っているそうだ。

グロールは、これをただのプロジェクトではなく“バンド”だと考えているという。BBC 6ミュージックでこう話した。「またアルバム作ろうって話してるとこだよ。いつになるか、どこでどうやってやるかはわからない。でも、続けたいものであるのは確かだ」

11月、セルフ・タイトルのデビュー・アルバムをリリースした彼らは、現在、ツアー中。その存在がささやかれてから4年、ようやく活動が本格化したわけだが、予想していた以上にのめりこんでいるようだ。「正直言うと、これを最初にスタートしたとき、“ワオ、ツアーもインタヴューもやる必要のないプロジェクトなんて楽しみだ”って思っていた。(でも)レコーディングをスタートして…、俺たち、これはバンドなんだってわかったよ。プロジェクトなんかじゃない。プレイすればするほど、どんどんよくなる。それをやりたくないなんてクレイジーだよ。スゴイよ!」

ゼム・クルックド・ヴァルチャーズは、来週からUKツアーをスタート。ロンドンでは12月17/18日の2日間、ハマースミス・アポロでプレイする。2010年はオーストラリアでの公演が控えている。

Ako Suzuki, London
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