BoA、クリスマスライヴでMJに捧げる「Billie Jean」&ムーンウォーク

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12月5日、BoAがクリスマスライヴ<BoA THE LIVE 2009 “X'mas”>を東京国際フォーラム ホールAで開催。普段の彼女のライヴでは聴くことのできないクリスマスソングの数々や、自身が尊敬してやまないマイケル・ジャクソンのカヴァーなどを約5000人のファンの前で披露した。

◆BoA 画像@2009.12.05 <BoA THE LIVE 2009 “X'mas”>

<BoA THE LIVE “X'mas”>としては2回目となる今年のクリスマスライヴは、東京・大阪の2会場で開催(総観客動員約13000人)。“SOUL”で泣かせ、“JAZZ”で温め、“FUNK”で盛り上げるという“Funky Jazz Soul Christmas! ”のコンセプトのもと、約1億円の制作費をかけた、クリスマススペシャルな2部構成のステージとなった。

「こんばんは、BoAです。<BoA the live “X'mas”>にようこそ。1部では“ソウルフル”、“ジャジー”、“アットホーム”、2部では“パーティー・ナイト”でお送りしますので1日よろしくお願いします。」

ライヴは、クリスマスの定番ソングでもある「Joy to the World ~ Winter Wonderland」のメドレーから第1部がスタート。リメイクが施されて世界にひとつだけしかない衣装をまとったBoAに、「座って楽しんで」と、促されたオーディエンスは、12月9日にリリースされる新曲「まもりたい~White Wishes~」(ゲーム『テイルズ オブ グレイセス』テーマソング)など、リラックスしながらBoAの歌声に耳を傾けていた。

ちなみに2008年はアメリカでレコーディングをしていたため、ひとりでクリスマスを過ごしていたBoA。その時にテレビでとても素敵なミュージックビデオが流れていて、その映像と歌が、ひとりのBoAを“さらに悲しくさせた”というエピソードを笑いとともに披露。そして、2008年のBoAに寂しい思いをさせたというその曲=クリス・ブラウンのクリスマスナンバー「This Christmas」を歌い上げた。

一方の第2部では、1部とはガラッと趣きを変えて、バックダンサーとともにアップテンポなナンバーの連続。特に2009年6月に急逝したマイケル・ジャクソン「Billie Jean」のカヴァーでは、必死に家で練習して体得したというムーンウォークを見せるなど、まさに“これぞBoA”と言わんばかりのステージングで、オーディエンスを総立ちにさせた。

ちなみにマイケル・ジャクソンといえば、BoAが心からリスペクトしているアーティストのひとり(『THIS IS IT』も鑑賞済み)。彼女がアメリカで行動をともにするバックダンサー(BoAダンサー)が、マイケルのツアーダンサーでもあったり、BoA自身もアメリカではマイケルの家の近所に住んでいたりと共通点も多数ある。また、「Billie Jean」はもちろんのこと、BoAがマイケルのカヴァーをオーディエンスの前で披露すること自体、今回が初めてだったが、これも「今回、どうしても歌いたい!」というBoAたっての希望だったとのこと。

マイケルとBoA。ともに、歌とダンスパフォーマンスで我々を魅了するスタイルのアーティスト。そしてBoAは、これからも、永遠にマイケルのことが大好きで、憧れで、リスペクトし続けるのであろう。彼女のパフォーマンスからはそんな想いすらも伝わってきたような気がした。

なお、2010年全国ツアーも決定したBoAは、現在7枚目のアルバムを制作中。かなりいい作品に仕上がりそうだ、ということなので、ファンは首を長くして待っていてほしい。

◆新曲「まもりたい~White Wishes~」ミュージックビデオ&CD情報
◆BoA オフィシャルサイト
◆iTunes Store BoA(※iTunesが開きます)
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