‘ドイツのローリン・ヒル’が全米進出へ。

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デビュー時にはヨーロッパのメディアで‘ドイツのローリン・ヒル’とも呼ばれた女性シンガー、ネカ(Nneka)が来年全米デビューを果たす。

ネカはナイジェリア生まれでドイツへ移住。2005年のデビュー作"Victim Of Truth"はヨーロッパ各国や日本でも発売され、高評価を得た。特に英Sunday Times誌は、2006年の年間アルバム特集で、ローリン・ヒル(Lauryn Hill)の名作"The Miseducation Of Lauryn Hill"になぞらえて賞賛、「2006年でもっとも見過ごされたアルバム」とした。昨年には2作目"No Longer At Ease"を発表し、今年の英MOBO AwardsではBest African Act賞にも輝いている。

そうした評価が後押しとなり、来年ネカは新作"Concrete Jungle"で全米に進出。ダイレイテッド・ピープルズ(Dilated Peoples)やジェイ・エレクトロニカ(Jay Electronica)などが所属するDeconから2010年の2月にリリースされる。この全米進出作に先駆けて、今月15日には人気DJのJ.ピリオド(J. Period)と組んだミックステープ作品を発表、モス・デフ(Mos Def)やレーベルメイトのジェイ・エレクトロニカなども参加した内容で注目を集めている。

◆ネカ Artist Info(notrax)
◆ネカ Artist Video(notrax)
text by notrax
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