トム・ヨーク、オバマ大統領に失望

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コペンハーゲンで開かれた第15回気候変動枠組条約締約国会議(COP15)で効果的かつ具体的な結果がもたされなかったことに、レディオヘッドのトム・ヨークが、オバマ米大統領をはじめ世界各国のリーダーに対し失望の念をあらわにした。地球温暖化の問題に積極的に取り組んできたヨークは週末、プレス向けのパスをゲットし、会議に姿を見せていた。

ヨークはBBC 6ミュージックでこう話した。「西側の政府は、君らの考えていることには興味がない。自分らを守ることだけだ。彼らは交渉の場に足を踏み入れながら、まったくもって皮肉な動きをした」「オバマを含む全員は、彼らなら温暖化問題を変えてくれるだろう思われたからこそ政権の座に就けた。オバマは何かしたかもしれない。それは認める。簡単なことじゃないってことも認めるよ。でも、アメリカ国民なら、いますぐ自分らの大統領を恥じるべきだ」

「彼らは2020年までに温室効果ガスの排出を少なくとも30%削減すると交渉すべきだった。オバマがそう言い、EUがそれを承認すべきだった。代わりに、彼らは姿を隠していただけだ」「彼らはここで何も成し遂げなかった。本当に本当にイライラする。この日、このとき、この瞬間、それが実現するはずだったのに、何も起きなかった」

ヨークはこの数日前、会議に対し「どうせ何も起きないし、あきらめようとも思ったけど、みんながこう考えたら悪くなる一方だからポジティヴにならなきゃいけない」と変化を期待するコメントを発していた。ブログでも、会議の結果に対し失望のメッセージを掲載している。

Ako Suzuki, London
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