マイケル・ジャクソン、UKでの追悼コンサートが中止の危機

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2010年6月にロンドンのウェンブリー・スタジアムで計画されていた故マイケル・ジャクソンの追悼コンサート開催が暗礁に乗り上げた。イベントを主催していた会社が閉鎖されたという。

コンサートは当初、9月にウィーンで開かれるはずだった。チケットは完売したものの、ラインナップの調整がつかないなどの問題が発生し、主催者であるマイケルの兄ジャーメインとWorld Awards Media社は直前になってコンサートの延期を発表。代わりに2010年夏にウェンブリー・スタジアムで開きたいと話していた。

しかしながら、World Awards Mediaは金曜日(12月18日)経営危機に陥ったため、イベントの開催は困難との声明を発表した。ジャーメインがべつのスポンサーを見つけるなどしてコンサートを開くことができるのかどうか、まだ明らかにされていない。

9月26日にウィーンで開かれる予定だったコンサートには、クリス・ブラウン、メアリー・J・ブライジ、ナタリー・コールらの出演が発表されたものの、結局スケジュールが合わず、コンサートは2週間前になってキャンセルされた。

Ako Suzuki, London
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