長渕剛、初のカウントダウンで32曲熱唱

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オープニングの「SAMURAI」から、早くも全力疾走の勢い。「一緒に2010年の太陽を引きずり出すぞ~! 2009年の歌い納めだ!」と勢いづけ、約2ヶ月ぶりに再会したバンドとともに、最新型のARENA ROCKを体現したかと思えば、弾き語りによる緊張感に満ち満ちたパフォーマンスも随所に見せ、2009年に行なった2回の全国ツアーを総括するかのような内容で、ファンとともに、濃密で優しさに包まれた空間を作りあげていった。

そして迎えた世紀の瞬間。「蝉 semi」の演奏を突如止めて、カウントダウン。この時、長渕、バンド・メンバー、スタッフ、そしてファンの全てに笑顔が溢れた“セッション”は絶頂を迎え「最高に素敵な2010年を迎えたね!」と締めくくった。

レーベル移籍、そしてシングル2作、アルバムのリリース、さらにはアリーナ・ツアーと、休むことなく走り続け、続く弾き語りによるホール・ツアーにて、30年という長く深い歴史を総括した長渕剛。もはや誰も追いつけない場所に到達した長渕は、2010年、さらなる高い極みへと登っていくに違いない。
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