圧巻のロック・スピリットを見せつけたJETの来日パフォーマンス

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ハードなギター・ロックで世界中に旋風を巻き起こし、若くしてロックの歴史にその名を刻むこととなったロック・バンド、JET(ジェット)の来日公演が1月5日東京新木場のスタジオ・コーストで行なわれ、満員の聴衆を前にロック・スピリット溢れる力強いパフォーマンスを披露した。

JETはニック・セスター(ギター、ヴォーカル)とクリス・セスター(ドラムス、ヴォーカル)の兄弟を中心にキャム・マンシー(ギター、ヴォーカル)、マーク・ウィルソン(ベース)を加えたオーストラリア発のロック・バンド。世界中で大ヒットを記録した2003年のアルバム『ゲット・ボーン』のリリース以来、世界のロック・シーンをリードする存在となったが、2009年8月にEMI移籍第1弾にして、自身3作目となるオリジナル・アルバム『シャカ・ロック』をリリース。今回、この新作を受けての来日公演となった。

2009年7月の<FUJI ROCK FESTIVAL'09>以来となった来日だったが、オープニング・アクトを務めたツイステッド・ウィールに続きJETがステージに登場すると、会場のボルテージは一気に上昇。オープニングを飾った「リップ・イット・アップ」に続き、「プット・ユア・マネー・ホエア・ユア・マウス・イズ」、そして『シャカ・ロック』からのヒット・シングル「シーズ・ア・ジーニアス」の演奏が始まると、まだライヴ序盤であるにもかかわらず、聴衆の盛り上がりも最高潮に達した。

ライヴはギター、ベース、ドラム、キーボードという非常にシンプルな構成ながら、
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