ラムジのシンデレラ・ストーリー、きっかけは東方神起

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メンバーの井上慎二郎が作詞を手がけた、東方神起の「Stand by U」が、2009年の日本レコード大賞「優秀作品賞」を受賞と、昨今、その評価が高まっているラムジが、川崎大師で祈願とラゾーナ川崎でライヴイベントを行なった。

◆新春のラムジ・画像

東方神起と出会ったことが転機となったというラムジ。4年にわたって、コンスタントにCDをリリースを重ねつつ、地道な活動を続けていた彼らだったが、2008年に東方神起の「どうして君を好きになってしまったんだろう?」の作詞を手がけたことがきっかけで「一人でも多くの人に歌を届けたい!」「自らの力で届けていきたい!」との想いを募らせるようになった。そして、翌2009年3月からJR川崎駅前でストリートライヴを実施。最初は既存のラムジのファンが集まっていたが、ストリートライヴをはじめて9ヶ月、今では川崎駅前を通るのべ1000人がラムジの曲を耳にし、ライヴを聴くために足を止めてくれるようになった。そしてストリートライヴ活動1年目の集大成として、3月26日にはクラブチッタ川崎で1000人規模でワンマンライヴを行なうことが決定した。

さらに、なかなか陽の目を見る事がなかった彼らに「ラムジの曲でCMを!」という声がかかった。声をかけてくれたのは、日本中央競馬会(JRA)。2010年1月から1年間、JRAブランドCMとして、競馬中継等のテレビ番組や競馬場・ウインズ内にて放映されるCMで、「想いを乗せて、吹く風がある。」をキャッチコピーに、ラムジの新曲「ユメオイビト」が起用される。同CMはこれまで、小田和正や一青窈、平井 堅、レミオロメンと、そうそうたる大物アーティスト陣が飾って来た。そこにラムジの名前が加わるのだ。

夢を掴むことが難しい世の中で、「一人でも多くの人に歌を届けたい」という想いから、川崎駅前でストリートライヴを定期的に行ない、そんな地道な活動が大企業に認められCMに抜擢される。これまでの自身の夢や希望を信じて活動していた事が大企業まで動かし、まさしくゼロからプラスに転じるシンデレラストーリーを掴み取った。まさに、想いは具現化する、というフレーズを現実のものとして見せてくれたアーティスト、それがラムジなのだ。

そんな彼らが、新春に、3月26日のクラブチッタ川崎ワンマンライブの成功を願い、川崎大師へと足を運んだ。さらに1月3日には川崎駅周辺で年明け初のストリートライヴを開催し、ライヴ初披露となるJRAブランドCM曲「ユメオイビト」を歌唱。さらに同日、ラゾーナ川崎で2000人ものオーディエンスを集めてイベントを開催。東方神起の「どうして君を好きになってしまったんだろう?」をはじめ、新曲の「ユメオイビト」、さらに名曲「ラブレター」を歌うなど、新春早々、川崎の街にラムジの歌声を響かせた。

「いつも僕らを応援してくれている皆さんから、2009年は勇気づけられ、元気をもらいました。2010年はそんな僕らを支えてくれた皆さんに勇気と元気を歌で届けていきます!」── 山下祐樹(ラムジ ヴォーカル)

◆ラムジ・オフィシャルサイト
◆iTunes Store ラムジ(※iTunesが開きます)
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