野中 藍、「アイレンジャーはみんなに守られる女の子」

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── ジャケット写真では色々な衣装で6変化しています。撮影などで印象に残っているエピソードはありますか?

野中:ベストアルバムのジャケ写の6人は、一人ひとりキャラクター付けをしてあります。ポージングは『美少女ヒロイン図鑑』とかを参考に(笑)、今までの特撮ヒロインのポーズを練習したりして撮影に臨みました。

── 戦隊ヒーローは人や地球を救う使命がありますが、アイレンジャーは何を救うんでしょう?

野中:何を救いましょうかねぇ(笑)。アイレンジャーは愛を守るヒロインたち、というイメージだったんですが…私としては皆さんに守ってほしいですね(笑)。

── あれっ? アイレンジャー「を」守ってほしい?

野中:みんなを守るためにやれるだけのことはやりますけど、足りない部分はぜひ守ってほしいなぁ…。できたら守られる女子でいたい、です(笑)。

── 今回収録された17曲、どの曲にも思い入れがあると思いますが、その中でも特に印象深い楽曲というと?

野中:2ndシングル「トキメキの言葉」のカップリングで、今回のアルバムの5曲目に収録されてる「幸せの種」です。「不器用でも上手じゃなくても、私らしく生きていこう」というメッセージがこめられていて、この歌がなかったら、たぶんこんなに歌を続けることも、アーティスト活動もしてないだろうなって思える曲です。アーティスト活動を始めた頃は、歌が苦手なので「こうして世の中にCDという形にして出していいのかなぁ?」なんて思ってましたし、人前で歌うことにもすごくコンプレックスを感じていました。だけど、この曲のおかげで「不器用でそんなに音とか取れなくても、頑張ってメッセージを伝えれば届くんだ。そんな私だから届くメッセージとか、伝わるものもあるのかな」って、ふっきれたんです。

── “歌手・野中 藍”としての今後の目標を教えてください。

野中:「みんなのうた」のメッセージにもあるように、私はアーティストとしてすごく歌が上手いわけでもないし、だからってすごく面白いトークができるわけでもないけど、そんな私の歌ってる歌を聴いて元気を出してくれる人がいたり、何かを思ってくれる人がいるので、やれることをやるだけという気持ちです。アーティスト活動をやってる時は、イベントだったりライヴだったりとみなさんに直に会える機会がより多いので、一人ひとりにちゃんと届くような歌を歌っていけたらいいなと思っています。
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