ワイクリフの妹、新たなハイチ救済企画を発足。

ポスト
地震発生から2ヵ月が経過するも、現在も治安が安定しておらず、先月の段階でも死者が20万を超すと発表されるなど過酷な状況が続くハイチ。その支援も目的として、また新たに人気アーティストたちによるチャリティ・プロジェクトが動き出した。

The CARE for Haiti Music Projectと題されたこのチャリティ・プロジェクトは、先日の「ウィー・アー・ザ・ワールド・25・フォー・ハイチ」を主導したハイチ出身のプロデューサーであるワイクリフ・ジョン(Wyclef Jean)の妹、メルキー・ジョン(Melky Jean)と、アフリカン・アメリカンの女性をターゲットにしたライフスタイル誌Essenceの元編集長のふたりが共同で立ち上げたもの。このプロジェクトには兄であるワイクリフはもちろんのこと、ジル・スコット(Jill Scott)、トゥイート(Tweet)、T-ペイン(T-Pain)、タリブ・クウェリ(Talib Kweli)、KRS-ワン(KRS-One)、ショーン・ポール(Sean Paul)、パティ・ラベル(Patti LaBelle)、パティ・オースティン(Patti Austin)、ナターシャ・ベディングフィールド(Natasha Bedingfield)、アンジェリーク・キジョー(Angelique Kijo)といった人気アーティストが参加を表明しているという。メルキーは兄ワイクリフの力も借りつつ、エグゼクティヴ・プロデューサーとしてこの人気アーティストがそれぞれ楽曲を提供するコンピレーションアルバムを制作し、その売り上げをハイチ支援のために使う。チャリティアルバム"I Am"は8月の発売予定。また今年後半には、参加アーティストによるチャリティ・コンサート/ツアーも予定しているとのこと。

なお、メルキー・ジョンはかつて、同じくワイクリフの弟であるセデック・ジョン(Sedeck Jean)と共に、メルキー・セデック(Melky Sedeck)というR&Bデュオでデビューしたことがある。

◆ワイクリフ・ジョン Artist Info(bmr.jp)
◆ワイクリフ・ジョン Artist Video(bmr.jp)
text by bmr.jp
この記事をポスト

この記事の関連情報