コールドプレイ、新作もブライアン・イーノがプロデュース

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コールドプレイが、前作『Viva La Vida Or Death And All His Friends』(2008年)同様、ニュー・アルバムのプロデューサーに鬼才ブライアン・イーノを迎えたそうだ。BBC 6ミュージックのインタヴューでイーノ本人が明かした。

お決まりではあるが、イーノによると新作は「彼らがこれまでやってきたものとは全く違う」そうだ。「いまのところはね。最終的にどうなるかはわからない。でもすごくフレッシュだ」

イーノは、バンドのメインであるクリス・マーティンだけでなく、メンバー4人それぞれの可能性を引き出していきたいという。「グループに4人いれば、いろんなコンビネーションが可能だ。1人1人個別にやったっていいし、いろんな組み合わせの2人組ができる。AとB、AとC、AとDといった具合に。どの組み合わせにもユニークな音楽的要素があり、それがユニークなものを作り上げていくと思う」

「インスピレーションに満ち、中心的存在」のマーティンに舵を取らせないというわけではなく、バンド内に秘められた可能性を探求したいからだという。

今回もいろいろな実験を繰り返すようだが、進行具合は順調とのこと。先週、マーティンがブラジルのTVインタヴューで「(新作は)クリスマスまでにリリースしたい」と話していたが、イーノもそれに異はないようだ。

コールドプレイは3月9日まで南米ツアー中。一方のイーノは現在、5月に開かれるブライトン・フェスティヴァルのゲスト・アーティスティック監督としての任務をこなしている。監修だけでなく、フェス開催中、司会、レクチャー、パフォーマンスに深く関わるという。

Ako Suzuki, London
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