病床のグールーに家族は会えない? ビジネスパートナーに批判集中。

ポスト

伝説的グループ、ギャング・スター(Gang Starr)のラッパーで心臓発作に倒れ一時は昏睡状態に陥っていたグールー(Guru)が、米時間の3日、手術成功からわずか1日という早さでファンに向けて公式コメントを出した。

これはビジネスパートナー兼プロデューサーとして活動を共にするソラー(Solar)を通じて発表されたもので、グールーは「俺は大丈夫だ。手術直後でまだ衰弱しているが、回復している。俺の状態についての正確な情報を伝えるのはソラーだけだ。それ以外はすべて正確じゃないと思ってくれ。みんなの心からの祈り愛情に感謝している」と世界中のファンにメッセージ。ソラーも「医師も完全に回復するだろうと言ってくれた」などと語り、感謝の言葉を述べた上で、復調するまでは本人と家族のプライバシーを尊重して欲しいと訴えた。

一方で、グールーの甥ジャスティン・ニコラス(Justin Nicholas)はメディアに対し、「グールーの健康状態を語ることは親類縁者にさえ許されていない。情報漏れを避けるためにソラーが全権を握って俺たちを遠ざけた。2日に入院したのにソラーから連絡があったのは16日だ。危篤になるまで病院に行くことも許されなかった。家族としての当然の権利のはずだ。俺はソラーを信用していない」などと語り、不快感をあらわにしている。

このビデオを受けてネット上では一気にソラー批判の声があふれており、Twitterでは #FUCKSOLAR というハッシュタグ(キーワード)をつけて彼を批判するコメントが次々に流れている。ソラーはギャング・スターの活動停止後、グールーのマネージメント、プロデュースなどを任されている人物で、グールーと共に7 Grandというレーベルを運営している。

◆グールー Artist Info(notrax)
◆グールー Artist Video(notrax)
text by notrax
この記事をポスト

この記事の関連情報