モーターヘッド、レミーのドキュメンタリー映画が完成

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モーターヘッドのフロントマン、レミー・キルミスターのドキュメンタリー映画『Lemmy』が今週、テキサスで開催中のSouth By Southwestフェスティヴァルでプレミア上映された。制作チームは3年をかけ、64歳の現役ロックンローラー、レミーを追い続けた。

ライヴ・パフォーマンスやインタヴューのみならず、自宅でゲームをしたりくつろぐ姿を撮影した貴重な映像も公開。また、レミーに影響を受けたというアーティスト、フー・ファイターズのデイヴ・グロールやオジー・オズボーン、メタリカ、スラッシュ、元クラッシュのミック・ジョーンズ、アリス・クーパーらのインタヴューも収録。“49% Motherf***er, 51% Son of B**ch”という彼の素顔に迫る。

映画はこの後、世界各地で上映されるとみられている。現在、Lemmymovie.comにて予告編を公開中。

2010年、65歳を迎えるレミーだが、その活動がスローダウンすることはない。モーターヘッドは結成35周年を記念し、11月にUKでツアーを行なうことを発表。また年内に新作のリリースも予定している。レミーは「35年、まだ走り続けている。誰が想像したか。まるで結婚じゃないか。離婚の影はないぜ」と話している。

モーターヘッド35周年記念ツアーは、11月8日にスコットランドでスタート。ロンドンではブリクストン・アカデミー(27日)でプレイする。UK全土をまわりつつ20日間で15公演行なうというのだから、エネルギッシュだ。

Ako Suzuki, London
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