秦 基博、古巣ライブハウスで弾き語り

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秦 基博が、3月22日(月・祝)に一夜限りのスペシャルイベント<AND秦 at F.A.D YOKOHAMA>を実施した。

F.A.D YOKOHAMAは、自身のスタート地点というべきライブハウスだ。秦が18歳のときに初めてオリジナル曲を人前で歌い、その後デビューに至るまでの長い間活動の拠点としたこの場所で<AND秦 at F.A.D YOKOHAMA>は行なわれた。

初ステージからちょうど11年目を数えた2010年3月22日(祝)、この日は当時と同じ弾き語りアーティストによるオムニバスライブ・イベントとして企画され、全国から募集されたシンガーソングライター達が集う形となった。出演者募集が2009年末に開始されるや否や、全国から1000件を超える応募が殺到、その中から選考された4名のアーティストが、秦 基博とともにこの日のパフォーマンスを繰り広げた。

秦は、この日イベントのトリとして登場、「皆さん今日は<AND秦 at F.A.D YOKOHAMA>へ、ようこそ」と挨拶をすると、今の秦 基博を象徴する弾き語り曲「やわらかな午後に遅い朝食を」を披露。秦の凛とした歌声と優しいギターの音色が会場に響き渡った。

「11年前のこの日に当時18歳の秦 基博が、ここF.A.Dで今日と同じ弾き語り形式のイベントに参加しました。こういうカタチでまた戻って来ることが出来て嬉しく思います。」と語ると会場は拍手に包まれた。秦が同会場にて弾き語りライブするのは2005年以来となるが、デビュー前に頻繁に立っていたステージで今こうしていることを不思議に思うことや、その当時は気分を上げるために色えんぴつで歌詞を書いたが本番でもの凄く見づらくて苦労したという、アマチュア時代の淡いエピソードも飛び出した。

「弾き語りを続けてきて、その流れの中で出来た」と語るバラード曲「僕らをつなぐもの」をはさみ、「シンクロ」「キミ、メグル、ボク」といったアップチューンの楽曲で会場を盛り上げ、当時も同ライブハウスで歌っていたという「dot」や、現在もロングヒット中の最新シングル「アイ」、そしてアンコールに「朝が来る前に」など全8曲を披露しイベントは大盛況にて終了した。

秦 基博の次なるステージは、5月4日(火・祝)の札幌芸術の森野外ステージを皮切りにスタートする毎年恒例のアコースティックツアー<GREEN MIND 2010>、チケットの一般発売は3月27日(土)である。

<AND秦 at F.A.D YOKOHAMA>
2010年3月22日(月・祝)
@F.A.D YOKOHAMA
出演者
・治山慎太郎
・市川セカイ
・taku
・カタミチカラ
・秦 基博

秦 基博セットリスト
1.やわらかな午後に遅い朝食を
2.虹が消えた日
3.僕らをつなぐもの
4.シンクロ
5.キミ、メグル、ボク
6.dot
7.アイ
EN.朝が来る前に

<アコースティックツアーGREEN MIND 2010>
5月4日(火・祝)札幌芸術の森野外ステージ
5月9日(日)長崎稲佐山公園野外ステージ
5月15日(土)奈良県明日香村国営飛鳥歴史公園~世界遺産劇場「美しき飛鳥」スペシャル~
5月22日(土)河口湖ステラシアター
◆チケット詳細&購入ページ
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