ノエル・ギャラガー、襲撃事件のショックが公判で語られる

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スケジュールの調整がつかず本人が出廷することはなかったものの、カナダで開かれた襲撃事件の公判でノエル・ギャラガーの陳述書が読み上げられた。2008年夏、トロントでパフォーマンス中に襲われた衝撃をノエルは「バスに衝突されたようだった」と述べている。

ノエルはこの事故により肋骨3本を骨折したが、現在でも痛みを感じることがあり、医師から傷が完治することはないかもしれないと言われたという。また、その後の公演をキャンセルしたことで、アルバム『Dig Out Your Soul』のプロモーションが十分できずセールス的にも被害を受けたと訴えている。

ステージでノエルを突き飛ばしたダニエル・サリヴァン被告に対する判決は、来月21日に言い渡される。『Canadian Press』によると、ノエルはサリバンに対し200万ドルの民事訴訟も起こしているという。

ノエルは陳述書を提出するのではなく公判で直接証言したいと考えていたが、英国でのギグがあるため実現しなかった。その<Teenage Cancer Trust>の公演は今週木・金曜日(3月25/26日)にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開かれる。ノエルが2010年唯一行なうライヴだといわれている。

Ako Suzuki, London
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