[クロスビート特選ニュース] キーンのトム、ゴルフの力を借りてドラッグを断ち切る

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ドラッグやアルコールの中毒に陥った経験を持つキーンのフロントマン、トム・チャップリンが、その回復を助けてくれたのはゴルフだったそうだ。英The Sun紙に語ったところによると、ゴルフに熱中することでドラッグとの距離をうまく取ることができたという。

しかもその参考になったのはアリス・クーパーだそうで、「彼は酒をやめなければならなかった時に、『酒を飲めなくなったら何をしよう?』と考えてゴルフをやるようになり、ハマッちゃったそうなんだ。僕にも同じようなことが起きたんだよ」と語っている。

2006年、トムはセカンド・アルバム『アンダー・ザ・アイアン・シー-深海』のツアー中にドラッグ中毒が深刻化しツアーをキャンセル。その後リハビリ施設入りし中毒を克服したが、回復後には英Q誌とのインタビューで同年のサマーソニック東京への出演をキャンセルした理由を告白している。当時のトムはドラッグ中毒からくる精神不安定に悩まされており、当日は会場入りしていながらもパフォーマンスすることが精神的につらくなってしまい、一人で飛行機に飛び乗り帰国していたという。

キーンは5月5日、新作ミニ・アルバム『ザ・ナイト・トレイン -夜行列車-』をリリース予定。3作目『パーフェクト・シンメトリー』のワールド・ツアー中に制作された今作には、ケイナーンなどヒップホップ・アクトがフィーチャーされている。

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