コルグ、ELECTRIBE・MX/SXが待望のSDカード対応、新パターンも搭載してリニューアル

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コルグは、SDカードに対応し、時代に即した新たなパターンを搭載した「ELECTRIBE・MX」(写真:上)、「ELECTRIBE・SX」(写真:下)を発売する。

世界中のクリエイターに愛される定番ダンスミュージックギア「ELECTRIBE・MX」「ELECTRIBE・SX」が生まれ変わって新登場することとなった。定評ある操作性、個性的な機能、空前の音圧はそのままに、新たにSDカードに対応(前モデルはスマートメディア)。さらに、日々進化するダンス・ミュージックの流れに追従した新パターンを搭載するのもポイントだ。

新たなプリセット・データは「ELECTRIBE・MX/SX」を愛する世界中のクリエイターが生み出した最新のサウンド/パターンの中から厳選されたもの。その中にはニンジャ・チューンの有名アーティストEmikaやAnti-pop Consortium、UKのMySpeceで人気のShrikednb (Tom Thorpe)、そしてYoutubeでELECTRIBEを駆使した動画が話題のDenkitribe、mryatやBill Stancliffeらが作成したパターンやデモ・ソングも搭載する。プリセット・パターンを聴くだけで、最新のダンス・ミュージックを体感できるというわけだ。

SDカードスロットは本体で作成したパターンやソングのデータをSDカードに保存するためのもの。パソコンを経由せず、本体のみでデータの管理を簡単かつスピーディに行える。また、サウンドのストック用に32GBまでのSDHCカードにも対応。うれしいことに、従来の製品とのデータ互換も保ち、これまでのELECTRIBE・MX/SXで作ったデータを本機でそのまま再現できるようになっている。

「ELECTRIBE・MX」「ELECTRIBE・SX」はそれぞれ音源こそ異なるが、音作りと曲作りを同時進行で行える直感的な操作は共通している。フロント・パネル上に配置された主要な音色パラメータのツマミやスイッチを操作し、リアルタイムに音を変化させたり、アナログシンセ感覚で音作りをすることにより、1台で高度なダンス・ミュージックが作れる。パートごとの音色作りと曲作りを同じ次元で扱えるのもポイントだ。さらに真空管の採用により、音圧の調整まで含めた、よりトータルなクラブ・サウンドのプロダクションを実現する。音源は「ELECTRIBE・MX」がDSP音源とPCMを融合したMMTを採用、「ELECTRIBE・SX」は最大285秒のサンプリングが可能となっている。

◆ELECTRIBE MX
発売日:2010年6月下旬予定
価格:各63,000円

◆ELECTRIBE SX
発売日:2010年6月下旬予定
価格:各63,000円

◆ELECTRIBE・MX/SX 製品詳細ページ
◆コルグ
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