T.I.が正式に刑期を終了。ただし‘門限’付き

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人気絶頂にありながら、違法な重火器取引などで逮捕され、服役していたラッパーのT.I.が3月26日、正式に刑期を終えた。T.I.の弁護士が発表したもので、彼は4月18日までは夜23時までの門限付きで更正施設への滞在を命じられているが、法的な刑期は終了し釈放となったという。また今後、400時間の公共奉仕活動と、3年間の保護監察処分が科されるという。

T.I.は自ら「キング」を自称するラッパーで、2004年の"Urban Legend"で火がつき、2006年の"King"以降3作のアルバムがすべて米ポップチャート1位を記録。これまでリリースした6枚のアルバム中5枚がミリオンセラーと認定され、世界最大の音楽賞グラミー賞も獲得している人気ラッパー。しかし人気絶頂にあった2007年、ヒップホップの一大イベントBET Hip Hop Awardsの開催数時間前に違法な銃器取引の現行犯で逮捕され有罪に。1年間の自宅拘禁を経て2009年5月末から服役していた。366日の刑期を予定していたが、約10ヶ月で「出所」を果たしたことになる。

T.I.自身は既に新曲"I'm Back"を発表するなどアルバム制作に取り組んでいると言われ、一説では8月にも新作をリリースする可能性があるという。

◆T.I. Artist Info(bmr.jp)
◆T.I. Artist Video(bmr.jp)
text by bmr.jp
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