ケイナーン&AI、「ウェイヴィン・フラッグ」をコラボ

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2010年6月にアフリカ大陸で開催される2010 FIFAワールドカップのサッカー親善大使をも務める、アフリカ出身のHip Hopシンガー、ケイナーン(31才)と、AIが初のコラボレーションを行なった。「ウェイヴィン・フラッグ・コカ・コーラ・セレブレイション・ミックス~世界に一つの旗 with AI」と名付けられたその作品は、元々コカ・コーラのグローバル・キャンペーン・ソングとして使用されているものを日本向けにアレンジしたもの。日本コカ・コーラがオンエアしているFIFAワールドカップ・キャンペーンのTVCM「セレブレイション」篇のタイアップ楽曲として使用されているものだ。

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今回のキャンペーン・ソングはケイナーンのオリジナル曲「ウェイヴィン・フラッグ」を基に新たに書きおろされた曲で、歌詞の一部をAIが日本語で歌唱している。歌詞の中には、「一人一人の心一つに信じることを恐れないで」や「世界中にHappiness」というメッセージを込められ、世界中に届けたいアンセムとして収録されている。

ケイナーンは現在、コカ・コーラの企画でワールドカップの優勝トロフィーと共に世界に「セレブレイション」を届けるサッカー大使として旅の途中だ。世界のアーティストと共に世界一体というメッセージを届けるケイナーンは、ここアジアで活躍しているAIに注目し、日本のコラボレーション相手として熱烈オファーを送ったことが今回のコラボレーションのきっかけだ。「音楽を通じて一瞬でも世界が一つになり、苦しみを忘れる時をつくりたい」というケイナーンの思いには、AIも大きく共感したという。

「ケイナーンの曲が素晴らしかっただけに、実際のレコーディングが楽しくてしょうがなかったです。好きな曲をレコーディングしているときは永遠にスタジオに入っていられるんです。ケイナーンの曲に対する気持ちを探りたかったので、ケイナーンに電話をして、彼と話してみてからレコーディングに入りました。レコーディングをしてみてより深く思った事は、ケイナーンの声が最高だということ。そして、今までケイナーンのような民族的(エスニック)なアーティストとコラボレーションをする機会が無かったので、非常にフレッシュでした。ケイナーンのソマリア訛りの英語や雰囲気がとってもカッコいい。」──AI

ケイナーンもAIの情熱と完成された曲を聴き、「この曲は本当にAIというアーティストの個性がはっきり出ていて、本当に素晴らしい曲になったと思う。日本でパフォーマンスをすることが楽しみでしょうがない」と興奮を抑え切れなかったようだ。

コカ・コーラのキャンペーンとともに、ケイナーン&AIのコラボレーション・デュエットは国内のサッカー・ムーブメントを大いに盛り立ててくれることだろう。
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