加山雄三のデビュー50周年を祝う会、盛大に開催

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加山雄三のデビュー50周年を祝う会が、4月8日、新高輪プリンスホテルで開催された。

【関連画像】加山雄三 画像@<デビュー50周年を祝う会>

1960年、映画『男対男』で銀幕デビューした加山雄三は、2010年がデビュー50周年のメモリアルイヤー。というわけで、2010年は4月7日に加山雄三とザ・ヤンチャーズ名義の新曲「座・ロンリーハーツ親父バンド」を発売し、5月26日にはアルバム『若大将50年!』のリリースも控えている。パーティーは、そんな芸能生活50周年にふさわしいスタートを切った加山雄三を祝う盛大なものとなった。

司会の小倉智昭の呼び込みで、名曲「君といつまでも」のBGMに乗って登場した加山雄三。隣りには『若大将』シリーズでヒロインを務めた星由里子。「雄一さん」「澄ちゃん」と役名でお互いを呼び合いながら、加山は当時を振り返り、「今日は73歳の誕生日と50周年記念日にお集まり頂きありがとうございます。多くのファンの皆様と、関係者の方々に支えられ、今があります。ありがとうございます。」と、50周年を迎えた事の喜びを語った。

歓談の時間を挟んで行なわれたのは、加山雄三ミニライヴショー。ザ・ワイルドワンズをバックバンドに従え、「恋は紅いバラ」「夜空の星」「蒼い星くず」「お嫁においで」の若大将メドレーでスタートし、ザ・ワイルドワンズを送りだした後も、加山は「夜空を仰いで」「ブラックサンドビーチ」「ぼくの妹に」のメドレー、「旅人よ」「星の旅人」「海、その愛」といった往年の名曲をトークで盛り上げながらパワフルに歌唱した。さらに森山良子、谷村新司、南こうせつ、さだまさし、THE ALFEEといった、日本の音楽シーンのレジェンドと呼ぶにふさわしいアーティスト陣が参加したバンド“ザ・ヤンチャーズ”を招いて披露した新曲「座・ロンリーハーツ親父バンド」はまさに圧巻。1500名の招待客も熱狂し、そのステージに酔いしれていた。

4月11日が誕生日の加山雄三。というわけで、サプライズで「Happy Birthday」が豪華メンバーにより歌われ、ケーキがステージ上に。73本のロウソクが立てられたケーキを目の前にして加山は、「いくらなんでもこんなにたくさん消せないよ(笑)」と一言。同じく4月生まれの芸能人たちとともに、一息でロウソクを吹き消すと、会場からは拍手が巻き起こった。

小倉智昭の呼び込みで登壇した様々な芸能人全員で「君といつまでも」を歌唱し、パーティはいよいよ佳境。最後は「座・ロンリーハーツ親父バンド」のカップリングに収録されている「ハーモニー」を加山雄三がしっとりと歌い上げた。

6月4日に開催される4半世紀ぶりの日本武道館公演を皮切りに、6月12日は名古屋 日本ガイシホール、6月20日は大阪城ホールでのアリーナコンサートも決定している加山雄三。70歳を超えても、なお元気いっぱいの“永遠の若大将”だ。


◆加山雄三 オフィシャルサイト
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