飛木恒一郎写真展<フィルムに刻まれた音魂たち>

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1970年代からロック・シーンの第一線でステージ撮影を手がけ、以降30余年にわたって国内外を問わず数多くのトップ・ミュージシャンを撮り続けてきた写真家、故・飛木恒一郎。彼の遺作展が新宿で行なわれる。

写真の世界にデジタル技術が普及してもなお、あくまでフィルムでの撮影にこだわり続けた飛木恒一郎は、ジェフ・ベックやエリック・クラプトン、サンタナなど世界的なミュージシャンたちがライブという場で放つ“音の魂”を、その膜面にしっかりと刻み込んできた。そして同時に、そこにはロックに深く傾倒し、ステージ上の彼らと通ずる飛木自身の魂もまた、はっきりと刻み込まれている。

遺作展にて展示されるのはカラー作品約50点。命の鼓動を封じ込めた作品の数々を、じっくりと堪能されたい。

●飛木恒一郎(ひき こういちろう)
1948年東京都生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、現像所に勤務。その後フリーカメラマンとして独立。1970年代からライブを中心に国内外のミュージシャンの撮影を手がけ、音楽雑誌などで活躍。また、アルバム・ジャケットやコンサート・パンフレットでも多くの写真が用いられる。2006年12月8日他界 享年58歳。

<飛木恒一郎写真展 フィルムに刻まれた音魂たち>
@アイデムフォトギャラリー シリウス
〒160-0022 新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
(地下鉄丸ノ内線 新宿御苑前駅徒歩1分)
期間:2010年4月15日(木)~4月21日(水)
開館時間10:00~18:00(最終日は15:00まで)
休館日:日曜日
入場料:無料
[問]アイデムフォトギャラリー シリウス事務局 TEL.03‐3350‐1211
◆オフィシャルサイト
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