オレスカバンド、楽しめる音楽という原点を見つめて6人が全速力で音の中を疾走するNEWシングル「自転車」大特集
オレスカバンド
NEWシングル「自転車」2010.4.28リリース
「自転車」TX系全国ネット「NARUTO-ナルト- 疾風伝」エンディングテーマ曲
「ダンスナンバー802」大阪デザイナー専門学校TVCM局
楽しめる音楽という原点を見つめて
6人が全速力で音の中を疾走する
自転車を 漕いで 漕いで 漕いで
その先に見えたものとは?
ウチらの気持ちが音楽になってるんです。伝わり具合が全然違ってて、めちゃくちゃ感動しました。
たえさん: そうなんですよ。
いかす: ホント、そうですね。
ハヤミ: 堂島さん、すっごいウチらの良さを引き出してくれました。ライブを観に来てくれた時に「これは売れなきゃダメだよ!」って言ってくれて。
たえさん: 「売れよ~」って(笑)。
ハヤミ: ライブを観てどこを引き出せばいいのか、多分掴んでくれたんだと思うんですよ。それをホンマにこの「自転車」って曲にしてくれたなって。オレスカの良さって、たえさんの歌詞が大きいと思うんですけど、その歌詞が音楽になったことで聴く人と一緒の気持になるというか。「あ~~そうやったんか!お前!」みたいな。そういう感覚になるんですよね。それが今回、引き出してもらった中で一番大きい。ウチらの気持ちが音楽になってるんです。伝わり具合が全然違ってて、めちゃくちゃ感動しました。
たえさん: これ、詞先やったんです。堂島さんに会う前に歌詞書いて、それを持って行ったんですよ。ちょうど歌詞に対して向き合っていた時期で、とにかく良い歌詞を作りたいと思って。今までは、いかすが歌うから書いていなかったというような部分を取っ払って、ウチの歌詞を書こうと思った。その時に自転車が最初に出てきた歌詞だったんですけよ。
いかす: たえさんがイメージするウチの部分で、ウチも自分を理解するみたいのがあったんですよね。でも今回は「初めてこんなこと言っちゃう?」みたいな(笑)。
たえさん: ウチからみて、いかすは自転車こいで今すぐあの人に会いに行く人じゃないなと思っていたんですけど(笑)。でも、なんか自分の中で、自分の歌詞で勝負しようという思いがあって。そういう感じで作りました。
ライブでやって、反応が返ってきて、初めて気付いたことが多い。その時に初めて、「曲ってお客さんと一緒にでき上がっていくものなんだ」と、すごく感じたんですけどね。
たえさん: そこは、堂島さんとやっていく中でサビが変わったんすよ。もっとちゃんとオチとかあったんです。文章的には、国語の教科書に載せてほしいなって思うほど素敵なオチがあったのに、堂島さんはバンッ! てそこ削って(笑)。でも、やっぱり何回も聴いてるうちに「自転車、自転車」って何回も言う方が強く伝わることってあるんやって思って。ウチが書いていたのって「詩」だったなと。「歌詞ってこういうことなんや」って、勉強になりました。
いかす: 最初は、しっとりと綺麗な曲だったんですよ。新しいことに挑戦しようとする自分もいたし、もっと新しいオレスカバンドを作りたいっていうのがあったんですけど、それだけじゃ語れないウチらがあるって、堂島さんが感じてくれたんやと思うんですよ。「もっとこうしたら良いんじゃない?」とか、いろいろアドバイスを貰いました。ウチは正直、最初は「オレスカがいじられてしまう!」みたいな抵抗がありましたけどね(笑)。
たえさん: 堂島さん、この「自転車」の歌詞で、3つも4つも曲を書くんですよ。
いかす: そうなんですよ!
たえさん: いかす、結構唖然としてたよな(笑)。
いかす: しかもスピード早いから、「えっ!?」みたいな。何か、すごく悔しかったですね。
たえさん: ホンマにすごいと思いましたよ。3人でいたんですけど、ウチは別に何もせずに2人の様子を眺めていたんですけど、唖然としてたよね。「これも!この曲も良いよね!」って。次の日にはまた違う「自転車」になっていたりとか。
いかす: ウチはどっちかっていうとサウンド重視だったり、アレンジから作ったりするから、多分あんまりメロディから作ったりすることがなったんですよ。根本的に違うことをしていたから、その時は何がなんだかよくわからなくて、とりあえず「クソ~!」みたいな感じやったんですけど(苦笑)。出来上がっても自分の中でまだ消化しきれない部分があって、「何が起こってたんやろ、あの時……」みたいな。でも最近ライブとかしてお客さんの反応とかダイレクトに返ってきて、「ああ!こういうことか」みたいな。「自転車」の良さをすごく感じましたね。ライブでやって、反応が返ってきて、初めて気付いたことが多い。その時に初めて、「曲ってお客さんと一緒にでき上がっていくものなんだ」と、すごく感じたんですけどね。
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