昭和の歌といえば、「タッチ」「天城越え」「フレンズ」

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4月29日は最も新しい国民の祝日「昭和の日」だ。それこそ昭和な人にとっては天皇誕生日かもしれないし、ピンポイントに「みどりの日」だった記憶もうっすら?

そんな昭和の日を記念して、第一興商が通信カラオケDAMの「あの頃検索」データを基にした、昭和歌謡曲のカラオケランキング調査を実施した。

◆昭和歌謡曲のカラオケランキング結果

昭和の歌といえば何が歌われているのか…、結果は1位:岩崎良美の「タッチ」、2位:石川さゆり「天城越え」、3位:レベッカの「フレンズ」という作品がTOP3を飾った。2009年は2位だった「タッチ」が1位に、1位だった「天城越え」が2位に入れ替わるという微妙な動きこそあるものの、注目は「フレンズ」の健闘。2009年20位圏外だった「フレンズ」が3位に大きくランクアップしたのは、2009年NOKKOの再活動とともに、セルフカバーによる再注目と再評価の結果に他ならない。

2009年に引き続きアニメ、演歌、ポップスとジャンルの異なる楽曲が上位3曲を占めることになったが、その他にも20位以内には、フォークソングやデュエット曲など昭和を代表するさまざまなジャンルの楽曲がランクインしている。

多くの作品が高度成長とバブル絶好調の昭和50年代後半から60年代後半に発表された楽曲が占める中、7位に昭和50年発表のイルカ「なごり雪」が、14位に石原裕次郎・牧村旬子の「銀座の恋の物語」が昭和30年代発表楽曲としてランクインするなど、そこには永遠の名曲の強さも見え隠れする。また、石原裕次郎の「北の旅人」「銀座の恋の物語」、テレサ・テンの「つぐない」「時の流れに身をまかせ」がそれぞれ2曲ずつランクインするなど、昭和の顔とも言えるアーティストの強さも特筆だ。

平成も既に22年の年月が積み上げられている。平成のランキングは、まったく違う結果になることは想像にかたくない。これが、年号による時代の顔なのだろうか。

※当調査は、通信カラオケDAM シリーズにて実施。「DAM シリーズ」は、全国のカラオケルーム、カラオケスナックなどにおいてシェア約58%(第一興商調べ)を誇る業務用通信カラオケシステム。
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