秦 基博、<GREEN MIND 2010>最終公演で3ヶ月連続リリースを発表

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秦 基博の野外アコースティックツアー<GREEN MIND 2010>の最終公演が5月22日(土)河口湖ステラシアターにて行なわれた。

◆秦 基博ライブ画像

快晴に恵まれたこの日、富士山をバックに抜群のシチュエーションの中、秦が登場すると観客からは温かい拍手が沸き起こり、和やかな雰囲気の中LIVEはスタートした。弾き語りアルバム『BEST OF GREEN MIND '09』に収録されたインスト曲「Theme of GREEN MIND」で幕を開け、来場した3000人のファンをやわらかで繊細な音色で迎え入れ、次のナンバー「休日」ではバンドメンバーが加わり、マンドリン、ウッドベース、ドラム、アコースティック・ギターの音色が溶け合い、秦の透明感あふれる歌声に彩りを添えた。

「GREEN MIND 2010ファイナルへよこうそ!遂にファイナルを迎えました。ゆったりと音楽に浸って帰って下さい」と挨拶し「季節が笑う」を披露。爽やかな風が吹く中、心地よいミディアムナンバーが会場を包み込んだ。「花咲きポプラ」で会場を盛り上げ、バンドメンバーがステージを後にすると、日替わりで演奏曲を決める弾き語りコーナーへ。「せっかく良い天気ですので、のんびり楽しんで下さい」と「新しい歌」「トブタメニ」と次々に弾き語りを披露。3日前に出来あがったという新曲「たまには街に出てみよう」のサプライズ・パフォーマンスもあり、深緑や鳥のさえずりといったこのツアーならではの環境の中、一曲ごとに会場全体を自分の世界に引き込んでいった。

LIVE終盤戦では背後のセットが左右にスライドし、富士山が完全に姿を現したステージで「色彩」「鱗(うろこ)」を演奏、続いてアニメ「NARUTO-疾風伝-」のオープニングテーマ「透明だった世界」を疾走感のあるアグレッシブなパフォーマンスで会場を魅了、大きな拍手と歓声に包まれた。この新曲は10枚目のシングルとして8月4日にリリースすることも発表された。

バンドを従えての「キミ、メグル、ボク」「青い蝶」「虹が消えた日」と続き、ロングヒット中のバラード「アイ」を弾き語りで披露。美しい歌声と心に染みいる詞に涙を誘って終了となった。

アンコールでは8月4日発売の「透明だった世界」に続き、9月に11枚目シングル、10月に3rdアルバムという3ヵ月連続リリースを発表、オーディエンスからは驚きと興奮の歓声が上がり、盛大な拍手に包まれた。

予想外の発表に会場のボルテージは最高潮のまま、フジテレビ系「めざにゅー」新テーマソング「今日もきっと」、「フォーエバーソング」「シンクロ」と美しい歌声が、夕暮れに差し掛かった富士山の麓に響き澄み渡っていった。

このライブの模様は7月29日にWOWOWにて放送となる。

<GREEN MIND 2010>
@河口湖ステラシアター 
1.Theme of GREEN MIND
2.休日
3.季節が笑う
4.花咲きポプラ
- mc -
5.新しい歌
6.トブタメニ
7.つたえたいコトバ
8.たまには街に出てみよう(新曲)
9.風景
10.dot
11.やわらかな午後に遅い朝食を
- mc -
12.色彩
13.鱗(うろこ)
14.透明だった世界 (新曲)
15.キミ、メグル、ボク
16.夜が明ける
17.青い蝶
18.虹が消えた日
19.アイ
Encore
20.今日もきっと(新曲)
21.フォーエバーソング
Encore 2
22.シンクロ
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