オーストラリアの至宝シンガーソングライター:サリー・セルトマン、ソロデビュー

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オーストラリアの産んだシンガー・ソングライター、ニュー・バッファロー。ニュー・バッファローはサリー・セルトマンによるひとりユニットだが、今度はニュー・バッファローではなく、サリー・セルトマン名義で初のソロ作品をリリースする。サリー・セルトマンは、ファイストが歌ったiPodのTVCM曲「1234(ワン・トゥー・スリー・フォー)」、その曲を作ったソングライターである。

◆サリー・セルトマン画像&PV映像

フワフワした彼女の声の心地よさはシルクのベッドにふんわりと横たわっているようで(実際の経験はないのだけれど)、自然と穏やかでにこやかな心持になれるサウンドは、なんとも極上の時を生み出してくれる。


2010年6月23日に発売となるソロアルバム『ハート・ザッツ・パウンディング』は、アーキテクチャー・イン・ヘルシンキ、ゴティエらの作品や映画音楽なども手掛けたオーストラリアのプロデューサー:フランソワ・ティータズを共同プロデューサーに迎えてレコーディングされた。

アルバムのオープニングを飾る先行シングル「ハーモニー・トゥ・マイ・ハートビート」を筆頭に、「セット・ミー・フリー」「オン・ザ・ボーダーズ」など、ハートウォーミングなメロディ、太陽の匂いがするようなサリーのボーカルとその柔らかなサウンドは、ハッピーな気分にしてくれるデトックス作品である。これまでニュー・バッファロー名義ではほぼすべてを自分ひとりで行なっていた彼女だが、このソロ作はフランソワとの共同制作に徹し、ボーカルに専念したともコメントしている。自信の裏付けによる余裕だとするならば、この心地よさの根源は、まさしくそんな精神性に基づくものかもしれない。

オーストラリアのザ・ミドル・イーストのメンバー、アーキテクチャー・イン・ヘルシンキのメンバー、スウェーデンのイェンス・レックマン、それにサリーの夫であるアヴァランチーズのダレン・セルトマン等々、参加しているゲストも多彩で、キラキラした楽曲の断面からは、様々なアーティストが放つ魅力の結晶が解き放たれているかのようだ。

マイスペースでは多くの作品を試聴することができる。是非チェックのほどを。

『ハート・ザッツ・パウンディング』
2010年6月23日発売
TECI-21617 スペシャル・プライス2,280円(税込)
1.Harmony To My Heartbeat
2.Set Me Free
3.On the Borderline
4.Book Song
5.Dream About Changing
6.Heart That'S Pounding
7.I Tossed a Coin
8.Happy
9.The Truth
10.Sentimental Seeker
11.5 Stars
12.Dark Blue Angel
13.You Deserve a Break※ボーナス・トラック
14.You Don’t Know Me Anymore※ボーナス・トラック

◆サリー・セルトマン・オフィシャル・サイト(海外)
◆サリー・セルトマン・マイスペース
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