英チャート、ワールドカップの非公式ソングがトップに

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今週の英シングル・チャートは、ラッパー、ディジー・ラスカルとコメディアンのジェームス・コーデンをフィーチャーしたワールドカップ向けイングランド・チーム非公式応援歌「Shout」が初登場でトップに輝いた。同トラックは、ティアーズ・フォー・フィアーズの1984年のヒット曲をカヴァーしたもの。サイモン・コーウェルがプロデュースした。イングランド・チームは「サッカーに専念したいため」、今回オフィシャル・ソングを起用しなかったが、やはり国民は何らかのアンセムを必要としている。今週、ダウンロードのみでNo.1に輝いた。

2位にはUKのラッパーTinie Tempahの「Frisky」が初登場。3位にはソマリア出身のラッパー、ケイナーンの「Wavin' Flag」が先週の16位から急上昇した。

今週は「Shout」のほか、1996年のヨーロピアン・チャンピオンシップでイングランド・チームのオフィシャル・アンセムだった「3 Lions」が10位に登場している。

アルバム・チャートは、クリスティーナ・アギレラの新作『Bionic』が初登場でトップに。前作『Back To Basics』(2006年)に続きUKで2枚目のNo.1アルバムとなった。

2位にはアリシア・キーズの『The Element Of Freedom』が先週の5位から再浮上。マイケル・ブーブレの『Crazy Love』が2位から3位へランク・ダウンした。

今週はこのほか、グレン・ミラーのベスト・アルバムが8位にランク・イン、ピクシー・ロットの『Turn It Up』が17位から10位へ再浮上している。

Ako Suzuki, London
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