レディー・ガガ、アーティストとしての誇り高き「アレハンドロ」PV

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レディー・ガガ『ザ・モンスター』から最新PV「アレハンドロ」が公開となった。公開わずか2日間で1,100万回以上と驚異的な再生回数を記録している問題作だ。

◆「アレハンドロ」PV映像


ある意味いつもガガ様の映像は問題作だが、今回も映像は刺激的。ことロザリオを食べるシーンにおいて宗教への冒涜という意見が飛び交ったのも、注目度抜群のレディー・ガガだけに、一瞬で世界を飛び交った話題となった。

非常になまめかしくエロティックな表現が満載となっているが、下品さはなく浮ついた下世話さもないのは、ガガの人間性とアーティストとしての意識の高さであろう。

「これは私とゲイの友達とのピュアな友情についての歌なの。そして、この友情は決してストレートの男性との間には築くことが出来ないわ。私のゲイへの愛情の歌よ。また、ゲイ同士が一緒になることに彼らが見せる勇気への礼賛でもあるの」──レディー・ガガ

このビデオの監督は、マドンナとの仕事で有名なファッション・フォトグラファーのSteven Kleinが担当。彼にとってもミュージック・ビデオの監督を担うのはこれが初めてのことだという。今まで数々のオファーを断り続けていた彼が、ガガのためならと初の監督を快諾したとのこと。さすがガガの人徳である。

ダンス・シーンはミュージカル「キャバレー」とその振付師Bob Fosseへのオマージュ、尼僧の衣装及びロザリオを食べるシーンに関しては「宗教への冒涜ではなく、自らの内に聖なるものを取り込むという象徴」とのことだ。

◆レディー・ガガ・オフィシャルサイト
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