久石譲
『悪人』の原作は芥川賞作家・吉田修一。主演は出演を切望した妻夫木聡だ。原作を読み感銘を受け、いままでのイメージを覆す悪人に自ら名乗りを上げた。殺人犯を愛してしまうヒロインには深津絵里、監督は『フラガール』の李相日。そして音楽を担当したのが久石譲という布陣だ。
そこで久石譲が自ら楽曲を制作し、詩は原作の吉田修一と李相日がコンセプトを出し、それを歌詞に仕上げ、ついに映画音楽としての美しく感動的な「歌」が完成となった。さて、ではこれを誰に歌ってもらうか。選択肢は国内に限らず世界中のアーティストが検討されたというが、そんな中で白羽の矢が立ったのが福原美穂であった。