フランス・パリで行なわれている世界最大規模の日本のポップカルチャー・フェスティバル<ジャパン・エキスポ>に、モーニング娘。が登場した。<ジャパンエキスポ>では初となる有料コンサートとして7月2日に開催されたモーニング娘。のライヴには、フランスのみならずヨーロッパのファン4000人が集結。現地ファンからの“KAWAII”という言葉とともに、モーニング娘。初のパリ公演は大成功を収めた。

◆モーニング娘。画像@2010.07<パリ公演>

2008年には中国、韓国、台湾で単独アジアツアーを敢行し、翌2009年にはロサンゼルス公演を成功させたモーニング娘。。今や世界各国にファンを持つ彼女たちだが、ヨーロッパでライヴを行なうのは、今回が初めて。このような状況もあり2010年の<ジャパンエキスポ>では、モーニング娘。が一番の目玉として注目され、開催前からパリの地下鉄には彼女たちのヴィジュアルを用いたポスターが数多く掲載されたほどだった。

ライヴ会場には、フランスのみならず、近隣諸国からも大勢のファンがかけつけ、開演前からメンバーのそれぞれの名前を呼ぶ歓声や、「モーニング娘。! モーニング娘。!」という大きな声援が起こる。それもそのはず、フランスには、いわゆるモーニング娘。のような、個性的な衣装に身をつつみ、笑顔で歌って、エネルギッシュに踊る若い女性グループが皆無。現地のファンにとっては何もかもが新鮮で、彼女達の登場を前に気持ちが昂ぶってしまい、抑えきれないのだ。

そしていよいよメンバーがステージの登場し、曲がスタートすると、会場内はとてつもない興奮の嵐。ステージから放つ8人のパワーと、それに負けないオーディエンスの熱気。普段の日本国内で行なっているライヴイベントとは人種、国籍、そして言語すら違うファンたちからの声援にメンバーもまた大興奮の笑顔を見せた。

MCではそれぞれが「メルシー!」と、ファンに応えつつ、頼りになる我らがサブリーダー・新垣里沙が開口一番「みなさん、こんにちはー!」と、大きな声で呼びかける。すると、会場からはその何倍ものボリュームで「こんにちは!」の声。序盤からのコール&レスポンスに、喜びの表情を浮かべた新垣は「フランスでの初めてのコンサート! 今日はめいいっぱい楽しみたいと思います! 宜しくお願いします!」と挨拶した。さらに光井愛佳は、「みなさん、日本は好きですか? 私はフランスの街並みが大好きになりました。今日は1曲でも多くモーニング娘。の曲を覚えてもらえるように心を込めて歌いたいと思います。」と、中国出身のジュンジュンは「中国出身の私が、日本を代表するモーニング娘。の一員として、フランスで歌う機会を頂きました。音楽に国境はないんだ! って実感しています。」など、メンバーそれぞれが意気込みを語る。言葉はうまく通じないかもしれないが、それでもヨーロッパのファンたちには、彼女たちの嬉しいという気持ち、想いは伝わったようだ。