ピンク・フロイド、デヴィッド・ギルモアとロジャー・ウォーターズが共演

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元ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアとロジャー・ウォーターズが週末(7月10日)、オックスフォードシャーで行なわれたチャリティ・イベントで共演した。ニック・メイソン(Dr)を含めたフロイドの再結成とまではいかなかったが、この2人が一緒にプレイするのは2005年の<Live 8>以来。さらなるフロイドのリユニオンが疑問視されるなか、レアで貴重なライヴとなった。

2人はパレスチナ難民の子供たちを支援するチャリティ・ギグ<HOPING (Hope and Optimism for Palestinians in the Next Generation)>に出演。わずか200人のゲストを前にフィル・スペクター作、フロイドの初期にサウンドチェックでよく使用された「To Know Him Is To Love Him」でパフォーマンスをスタート。続いて「Wish You Were Here」「Comfortable Numb」「Another Brick In The Wall (Part 2)」の計4曲をプレイしたという。

バックには、ウォーターズがフロイドを脱退した際代わりを務めたガイ・プラット(B)、ハリー・ウォーターズ(Key)、アンディ・ニューマーク(Dr)、チェスター・ケイメン(G)、ジョンジョ・グリスデール(Key)が参加したといわれる。

ロジャー・ウォーターズは9月より『The Wall』(1979年)をフル・パフォーマンスするツアーをスタートする。この発表があった際、ウォーターズは、ギルモアはフロイドの再結成に興味を持っておらず、2005年の<Live 8>が最後のリユニオンになるかもしれないと話していた。

しかし、このギグがきっかけで状況が変わるかもしれない――と、ファンはまた期待してしまうだろう。

Ako Suzuki, London
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