中島卓偉の24時間弾き語りUSTREAMライヴ、全177曲を熱唱し見事達成

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史上初、USTREAMを用いた中島卓偉の24時間弾き語りライヴ<24時間ライブ「中島卓偉 24時間 唄おうと思います。」>が、7月17日の20時をまわり、ライヴ開始から見事24時間を達成。中島卓偉はその強靭な喉とロック・スピリットで全177曲を歌いきった。

◆中島卓偉の最新アーティスト画像

アーティストとして11年目を迎えた中島卓偉。彼が、今の中島卓偉だからこそでき、中島卓偉でないとできないことを、ということで、彼の一番の魅力である“ライヴ”をひとりでも多くの人に届けるために企画されたのが、今回のUSTREAMを用いた24時間弾き語りライヴ<24時間ライブ「中島卓偉 24時間 唄おうと思います。」>だった。

7月17日19時過ぎ。そんなライヴも残り1時間を切り、リアルタイムでの視聴者は1600人を突破と増加の一途をたどる。23時間歌い続けているはずの中島卓偉は、この最後のブロックを「お前ら、最後だけ見ればいいと思ってるんだろー!」と、嬉しそうに語るとともに、いきなりマックスのテンションでザ・ビートルズの「Got To Get You Into My Life」をシャウト。その後、自身の楽曲「LAMBRETTA」とアッパーチューンを放ち続ける。心配されていた喉も、23時間歌い続けたということを考えると恐ろしいほどに声が出ており、シャウトはラストに近づくにつれてさらに熱気を帯びる。最終的にUSTREAMの瞬間視聴者数は1900人近くまで増え、視聴者もTwitterなどを通して中島卓偉に声援、メッセージを送る。「 #takui 」のハッシュタグは日本の急上昇ハッシュタグランキングで1位となり(19時30分~20時30分)、タイムラインは滝のように流れ続けた。

そして彼自身の新曲である「明日への階段」を24時間ライヴの中で唯一再び歌い、11年目の決意、想いを自身の身体に再度注入すると、いよいよラスト6分。「最後はロックンロールで明るく終わりたいと思います!」という卓偉は、大好きなザ・ビートルズのナンバー「Long Tall Sally」から「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」と続けてロック。そしてラストに「I'm So Tired」を爪弾きながら、24時間が経過すると、そのまま床へと倒れ込んだ。

が、その後、ライヴ中に行なったプレゼント企画をふと思い出した卓偉は、何事もなかったかのように立ち上がって当選者を発表。なおも歌い続けることができるかのような、アスリートのようなスタミナと、疲れきっていても視聴者を楽しませることを忘れないエンターテナー性を視聴者に見せつけたのだった。

24時間で全177曲。指、喉、身体とすでに限界はきているはずなのに、それでも歌い続けるという中島卓偉のストイックな姿勢、そして心の底から叫ばれ続けるロックと魂からのシャウトからは、PCの前で同じ時間を共有した視聴者の誰もが大きな勇気と感動をもらったことだろう。

そう、我々は多分、これから先もなかなか体験することができないであろう素敵な時間を分かち合えたのだ。それは人の一生からしてみると、たかだか24時間の出来事なのかもしれない。人類の歴史、生命の歴史からすると、たった一瞬の出来事なのかもしれない。しかしその一瞬は、貴重であり濃厚であり、感動と勇気に溢れ、そしてそれぞれ今いる場所は離れていても、インターネットという世界の中で想いや目指す場所を同じとした、何物にも代えがたい24時間だったと断言できる。

最後に、そんな機会を提供し、体験させてくれた中島卓偉とそのスタッフに最大限の賞賛と拍手、そして感謝を。そして、中島卓偉という最高のロックスターとともに、この時代を歩み続けることができるという幸運にあらためて感謝したい。

「24時間ライヴありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。中島卓偉でした!」── 中島卓偉(24時間ライヴ最後の言葉より)

なお、そんな中島卓偉の最新シングル「明日への階段」は現在発売中。さらに卓偉は、今度はUSTREAMを通してではなく実際にステージ上で3時間歌い続けるライヴ<中島卓偉 LIVE 2010 120% TAKUI NAKAJIMA ~3時間一緒に唄えますか!?~>を8月1日、SHIBUYA-AXにて開催する。

◆中島卓偉 オフィシャルサイト
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