Mr.Childrenが到達した表現方法は、LIVEドキュメンタリー

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Mr.Childrenが、9月4日~17日という2週間限定で全国公開するドキュメンタリー作品を作り上げた。

◆Mr.Children映像

「Mr.Childrenの最高の状態を記録する」為に、計6回、その全てを足してもたった1000人ほどの前でレコーディング&シューティングした音と映像の記録、それがこの『Split The Difference』だ。

   ◆   ◆   ◆

「目的」とか「理由」とか深く考えるのやめて、
「ボランティア」とか「ドネーション」とか人の善意とも無関係
演奏したい人がいて、それを聴きたい人がいて、
ただただ楽しい時間の為に音楽が存在する。
そんな音楽の「あたりまえ」を一緒に。。いかがでしょう?

Mr.Children

   ◆   ◆   ◆

ヒット曲のオンパレードでもなく、もちろんプロモーションビデオでもない。今、彼らが心から演奏したい曲が、演奏したい形(アレンジ)で披露されていく。演奏する姿、そしてそこから発せられている音そのものがこの映像作品の主役ということだ。

楽曲を作りCDとしてリリースし、ライブを行なって今を生きるMr.Childrenだが、時代の変化とともに、自分たちのやるべきこと、自分たちに課せられていること…、日本の音楽シーンのトップを位置するアーティストだけに、彼らにしか分からない苦悩もあったことだろう。何度となく原点に戻り、音楽と対峙する自分たちを切磋琢磨してきたはずだ。

そんな彼らが取ったひとつの表現方法が、ドキュメントということだったのだろう。そこには理由もない。目的もない。あるのは音楽に対する衝動だけだ。その自分たちと音楽との関係性を、もっとも純粋に切り出すことを目的とすれば、自らの音楽との戯れを公開することであり、そこから生まれる作品に敬意を表することだろう。

映画『Split The Difference』は、Mr.Childrenの偽らざる“ライブ”だ。

作品は今もなお、制作進行中という。バンドは生き物。シナリオもストーリーも不要だ。Mr.Childrenが音楽を生きる…、それが用意し得るシナリオの全てだ。

Split The Differenceは、直訳で「中間」「歩み寄る」という意味を持つ。レコーディングとLIVEの間、Mr.Childrenとオーディエンスの間、本気と遊びの間、そういうさまざまな想いの総称としてこのタイトルが浮かび上がっている。

『Split The Difference』
監督:N.K.Y./Produced by Takeshi Kobayashi & Mr.Children
制作:OORONG-SHA
配給:東宝映像事業部
上映時間:115分予定/2010/カラー
チケット代:¥2,000均一(税込)
※劇場前売り券の販売はございません。
※本作は、ドキュメンタリー映像とLIVEパフォーマンス映像による2010最新のMr.Childrenが収録。ドキュメンタリー映像は、当初「アウトプットは決めずに、ただ音と映像の記録を残したい」という桜井和寿の想いから、いつもMr.Childrenのライブ映像を担当するスタッフやオフィシャルカメラマンの薮田修身など、彼らの身近にいるスタッフがデジタル一眼レフカメラ<EOS 5D Mark II>を使用し、手持ちでミーティングやスタジオでのリハーサルに密着。Mr.ChildrenがMr.Childrenの音楽と向き合い、新たな息吹を吹き込む楽曲を選曲、そしてメンバーと小林武史の5人で、1つの楽曲アレンジを決めていく瞬間を映像化することに成功。
LIVE映像には、音楽や映像の範囲で、今のMr.Childrenにふさわしい、そして今回の主旨にあう音楽が宿れる場所として、さまざまな会場候補の中から、3/26、4/3、4/13にホームグラウンドであるレコーディングスタジオ、そして4/19 MOTION BLUE YOKOHAMA、4/24、4/26 The Globe Tokyoの3会場6公演(計約1000人収容)で、メンバー友人をはじめ所属事務所スタッフ、レコード会社スタッフ、スタイリスト、ヘアメイク、カメラマン、さらにはBank Bandメンバーなどを招待し披露された楽曲の中から、厳選したパフォーマンスが収録されている。
本作は、『Split The Difference』という試みを記録した音楽ドキュメンタリーであるとともに、2010年初頭から約4か月間のMr.Childrenの音楽活動の軌跡、そして次作品へ向けた彼らの歩みの過程が記された貴重な映像作品となっている。

(C)OORONG-SHA
◆『Split The Difference』オフィシャルサイト
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