SCANDAL、早くも完成!玉手箱のような魅惑の2ndアルバム『TEMPTATION BOX』

ポスト

SCANDAL 2nd album『TEMPTATION BOX』2010.8.11 on sale

早くも完成!玉手箱のような魅惑の2ndアルバム

大人の階段、上ってます。

INTERVIEW

「ファンのみなさんへの“ありがとう”という気持ちを、言葉でいうよりもライヴのときにみんなで“YEAH”ってやるほうが感謝の表現になるかなと思って作りました」RINA

――前作『BEST★SCANDAL』から約10ヵ月で、2ndアルバム『TEMPTATION BOX』がリリースされます。今作でまず目を引いたのが、何曲かの歌詞に出てくる“大人”というワードで。本作までの間にSCANDALがどれだけ大人になったのか、というといころを知りたいんですが。ズバリ、SCANDALはどんなところが大人に近づいたと思う?

HARUNA:この10ヵ月の間に、すごくいろんなことがあって。例えば、ワンマン・ライヴを初めてやったりとか。それがすごく大きいんですけど。ワンマン・ライヴをやったことによって“ここはこうしたい”とか、自分たちの意見をいろいろぶつけられるようになって。そこは大人になったというか、自分たちの意志がちゃんと固まってきたんだと思います。それができたからこそ、今回のアルバムはいろんなジャンルに挑戦できて、バラエティに富んだアルバムだけど、曲順とかもちゃんとまとめられたと思うんですよね。

TOMOMI:前作はシングルが結構入ってて、いままでのBESTという感じやったんですけど、今回はそれよりも成長したアルバムにしたいという思いがすごくあって。今回は新曲もたくさん入ってるんですけど、その歌詞を書く時期とワンマン・ライヴが重なって。自分の心の中がワヤクチャだったんですよ。当時は辛くて泣いたりしてたけど、出来上がった後はそういうものを乗り越えたっていう達成感があって。大人になったというのとは違うんですけど、何か一つ階段を上った気がしました。

MAMI:大人になったかどうかは自分ではよく分からないんですけど。1stのときなんか、ライヴも何やったらいいのか分からなかったんですよ。でも、ワンマンをやっていくうちに“ああいうことできるんだ”“こういうこともできるんだ”って、自分たちでも思えるようになって。だんだんできることの幅が広がってきたというのが一番、前とは違うんじゃないかな。だから、今回は自分たちが“こういう曲をやりたいんだ”という曲を詰め込んだアルバムになったし。レコーディングしてても、曲に対する考え方も変わって。前までは“やらなきゃいけない”っていうことの方が強かったんですけど、いまは楽器を弾くことの楽しさが改めて分かって、心から楽しみながらやれるようになりましたね。

RINA:私は、ギリギリですけど高校を卒業できて(微笑)。自分のなかでは、学校を卒業して、全力でバンドに向かえるようになったというのが一番デカくて。音楽のことばっかり考えられる生活に、やっとなれたなと思うんです。で、このアルバムを作ったりワンマン・ライヴをやることによって、いままでよりも先のことを考えられるようになりました。いままでは“こう見られたいからこうしよう”とか“こうしたらカッコいいやん!”って、“自分たちはこんなんですけどどうですか?”っていうだけの見せ方やったと思うんですよ。けど、いまはそうじゃなくて、せっかくライヴに来てもらうんやから、目には見えないけど“何か持って返ってもらいたい”ってすごく思うようになって。そのためには、こういう歌詞がいいなとか考えるようになったんです。このアルバムの1曲目(「EVERYBODY SAY YEAH!」)なんかは、いつもファンのみなさんに“ありがとう”という気持ちはあるんですけど、それを言葉でいうよりも、ライヴのときにみんなで“YEAH”ってやるほうが私たちバンドとしては一番感謝の表現になるかなと思って作った歌詞やし。こういう風に作りたい、こういうステージしたいっていう欲がどんどん出てきて。そういう欲が止まらないところが、日々成長してるな~って一番感じられるところですね。

――バンドとしては、そうやって大人に近づいてきたと。では、それぞれ自分自身は大人になってきたと思いますか?

全員:なってない……。

MAMI:ウチらって“考え方とかしっかりしてて大人っぽいね”とかよくいわれるんですけど、全然大人じゃないなと思います。

TOMOMI:5月で20歳になったんですけど。ちっちゃいときに考えてた20歳って、もっとすっごい大人って思ってたんですよ! もっと落ち着いてると思ってたし、ボディはボン・キュッ・ボーンやし(一同笑)。ふざけ合うこともなくて、なんでもできるすっごい人っていうイメージやった。なのに、自分はいまだにそうじゃないので、自分が大人になるタイミングっていつなんやろう、あるんかな?って。分からないです。いつ大人になるのかは……。

MAMI:ウチらが想像してる大人像って、たぶん会社で働いてるOLさんとかで、自分がOLになってたら思い描いてた大人になってた気がする。こういう仕事してるから、自分たちは大人じゃないんだなって思うんじゃないかな。普通の人ってライヴなんかやらないし(笑)。

RINA:スーツ着て名刺持って働いてるんやろうし。

HARUNA:あっ、分かった! 年齢的にも(RINA以外の)3人は20歳過ぎてるし、ウチらはもう大人っちゃあ大人なんですよ。でも“好きなことをやってる”から、お仕事っていっても全然苦じゃない訳ですよ、何をやるにしても。ウチらが描いてた大人像って、自分がしたくない仕事して、毎日辛いなっていうイメージなんだと思う。ウチらは学生時代からやりたいことやって、ずっと楽しいまま時が過ぎてるから、大人なのか大人じゃないのかよく分かんないんだと思う。

――おぉ~、なるほど。では、そんなSCANDALが作った『TEMPTATION BOX』。タイトル通り、玉手箱のように曲はバラエティに富んでいて。箱の中には、覗いてはいけないような禁断の恋愛からピュアなバラード、カッコいいSCANDALまでぎっしり詰まっていて。すごく青春チックな瑞々しさもありつつ、何よりもバンド・サウンドの心地よさ、爽快感がストレートに出てる。前作以降、バンドとして本気で踏ん張って努力してこなければ、ここまでのものは作れなかったと思うんで、そこに感動した!

MAMI:……踏ん張ったっていってもらえたことが嬉しくて、すごくいま感動してます。

RINA:こんなに褒められことないからキョドります(笑)。

⇒インタヴューの続きを読む

この記事をポスト

この記事の関連情報