アフィがフロアを揺らした、DIESELシークレットライブ

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フレンチ・エレクトロのスーパーアイコンUFFIE(アフィ)が、<SUMMER SONIC>での来日公演を終えたばかりの2010年8月9日(月)、イタリアのプレミアム・カジュアル・ブランドDIESEL主催のシークレットライブでパフォーマンスを披露した。

◆アフィ・ライブ画像

アフィは2010年6月にデビュー・アルバム『セックス・ドリームス・アンド・デニム・ジーンズ』をリリース。同時リリースのDIESELとのコラボによるデニム・パッケージ仕様の超限定盤も世界中で話題となり、今回のライブが実現したというもの。

シークレットライブの会場となった東京渋谷のmicrocosmosには招待客ら200人が詰めかけ、フロアにはアフィが所属するフランスのレーベルのED BANGERからBUSY PやSO MEの姿も。

満員のオーディエンスが待ち構えるなか「MCs Can Kiss」が鳴り響き、クラウドをかき分けるようにステージに上ったアフィ。マイクを掴むと、いきなり戦闘モード。オーディエンスをひたすら煽り、「こっちに来い」とばかりにポーズを決め、甘いヴォイスで挑発しながら、黒いドレスの肩紐を外したり、スカートの裾をたくし上げたり。

フェスティバルの空間とは違う、親密でエロティックなクラブ・ショウ。アフィは何度もステージを降り、フロアに突進して、身体を揺らす観衆を「共犯者」に仕立て上げる。しだいにフロアには大きなグルーヴが生まれ、パーティーのヴォルテージは最高潮に。

ハイライトは「ADD SUV」。フロアの真ん中に立ったアフィを中心に生まれた輪。マイクに噛み付くように繰り出されるリリックに、改めてアフィのパンクな本性を見た。そしてその本性は今なお進化中だ。キュートでラディカルな表現者アフィ。約30分間の短いパフォーマンスではあったが、そこに流れる時間は濃く、熱いものだった。

会場にはイタリアのDIESELより、数々のコラボレーションを手がけているステファノ・ロッソも駆けつけた。「アフィはDIESELのアイデンティティを体現している素晴らしいアーティスト。秋に展開するコラボのカプセルコレクションは、とても良いものができた。2010年に10周年を迎える音楽プロジェクト『DIESEL:U:MUSIC』のアンバサダーとしても活躍してもらうよ」とコメントしている。

現在、DIESELのミュージック・プロジェクト「DIESEL:U:MUSIC」では、モデル・DJとして活躍するElli-Roseによるアフィへのインタビューが公開されている。アフィが語る東京のイメージや、パリのおすすめ情報など、貴重なインタビューを楽しむことができる。

<DIESEL presents UFFIE secret live>
2010年8月9日(月)
@microcosmos(東京渋谷)
LIVE:Uffie
DJs:Das Moth (Cutters Records), YAN (ROCTRAX), JOMMY (ROCTRAX)

Photo by Kotaro
◆「DIESEL:U:MUSIC」サイト
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