五十嵐公太の果報は寝て待つ!第8回「勝ち負け」

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おおよそ生きていると、意識してなくたって、ついて回る「勝ち負け」。

小学校の運動会、徒競走の順番待ちの時の“あの”ドキドキ感。当時は勉強ができるより、スポーツが得意なヤツの方がモテた。クラスでいちばん足の速いTクンはいつもヒーロー。

自分は?たいていのスポーツは好きだったけれど、順位がつくとなると話は別。

一気に楽しくなくなる。

「勝ち負け」となると楽しいだけではいられない。

じゃあ音楽はどう?

音楽や芸術には、「勝ち負け」っていう考えは無い。それぞれ違った持ち味があるし比較すること自体ナンセンス!

でも、必ず居るんだよなぁ…「あいつの方が上手い?」「あいつの方が早い?」

だからどうした?オリンピックじゃないんだからそこを比較してどうする!?

コンテストもそう。善し悪しはあると思うけど、本来点数はつけられないでしょ?聴いていて好きかキライか?来るかこないか?それぐらい音楽って個人的なモノなんだ。

そんな音楽の中で、例えば自分の「勝ち負け」っていうのがあるとすれば…

いいライブ、いい演奏、いいステージができたときは、やっぱり「勝ち。」嬉しい。

ダメダメで納得いかない日は「負け」。そんな日はひたすら悔しい。

点数は無いけれど、評価がある。自己評価。

「イイか悪いか?来るか来ないか?」そこはハッキリさせとこうよ!?って。

誰かと争って勝った負けたより、「きょうの演奏にどれだけ納得できたか?」「悔いは残っていないか?」っていう自分との勝負の方が大切ってことだね。

あれ?

結局、勝負してるんじゃない!?
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