すべての特別な“Girls”に贈るAMWEの『GIRLS』

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AMWE(アムウィ)が、約1年ぶりとなるセカンド・アルバム『GIRLS』を9月29日にリリースする。その発売に先駆け9月1日から、5曲入りスペシャルEP『GIRLS AND BOYS』の先行配信がiTunesでスタートとなった。

◆AMWE画像

MySpaceにオリジナル楽曲をアップしたのをきっかけに世界中からオファーを受けることとなったAMWEは、様々な先鋭アーティストたち(POP LIVI 、GOLDEN BUG、HEARTS REVOLUTIONら)のリミックスを手掛け、ファッションブランドDIESELの主催する世界的音楽コンテスト『DIESEL:U:MUSIC』で2009年のジャパン・ウィナーに輝くなど、デビュー前から異常とも言える盛り上がりを見せていたわけだが、ファースト・アルバム『I AM AMWE』をリリースしてからは、ますますその勢いが加速。特にエレクトロの本場フランスでの人気は加熱する一方で、フランスの有名ファッション誌『JALOUSE』で大きく取り上げられたり、フランスのオシャレ発信源KITSUNEのコンピにフィーチャーされるなど、エレクトロ界のニューカマーとして快進撃を繰り広げてきた。

そんなラヴコールに応えて、この1年間にパリやロンドンを始めとするヨーロッパ各地で積極的にライヴを行なってきたAMWEが、いよいよその成果と経験を結集させたのがこのニュー・アルバムということになる。

アルバムの冒頭を飾っているのは、EPのタイトルにもなっている「GIRLS AND BOYS」という1994年のブラーの大ヒット曲。カバーするからには相当覚悟を要するハードルの高い楽曲だが、鮮やかな4つ打ちによる新解釈を導入することでニュー・アンセムを再構築。その発想の斬新さは、もうひとつのカバー曲「GROOVES IS IN THE HEART」においても同様だ。ここではテイ・トウワが在籍した伝説のグループDeee-Lite(ディー・ライト)の大ヒット曲を、トーキング風ラップを交えたニュー・ヴァージョンで蘇らせており、クラブ・シーンを中心に話題となること必至。またオリジナルのアゲ・チューン「BE STUPID」では“私はあなたのカワイイ娘じゃないわ”と歌って骨のあるところを伺わせてみたり、「ROCKSTAR」では“みんなロックスターになりたいんでしょ”と囁き、エミネムからマドンナまでを引き合いに出して大胆不敵。かと思えば、日本語詞による「GIRLS NIGHT OUT」ではクヨクヨしている元気のない女の子を励ます姐御肌な一面を覗かせるなど、多面的で懐の深い話題満載の作品に仕上がっている。

デビュー時にはアンテナ感度の高い音楽ファンの間で騒がれることの多かったAMWEだが、今作においては、強気ではあるけれども、か弱い部分も持ち合わせている女の子代表として、女性全般“Girls”からの共感も大いに得ることになりそうだ。

9月には海外でのファースト・アルバムのリリースに併せてフランスでのツアーを予定しているAMWEだが、“ネクスト・エレクトロ”というキャッチ通り、新たな時代を切り開いてくれそうな予感と気迫に満ち溢れた作品は、エレクトロに夢中な人はもちろん、エレクトロはもう飽きちゃったという人にも、大いなる刺激を与えてくれそうだ。

『ガールズ』
2010年9月29日発売
XECJ-1010(CD+DVD)
※初回完全限定盤

2010年9月1日
iTunes先行配信

◆iTunes Store AMWE(※iTunesが開きます)
◆AMWEオフィシャルサイト
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