渋さ知らズの日比谷野音公演にスタッフ・ベンダ・ビリリ登場決定

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9月19日に開催となる渋さ知らズの日比谷野音公演<渋路宴夜>のゲストに、世界注目のアフリカ・コンゴ出身の車椅子のバンド、スタッフ・ベンダ・ビリリの出演が決定となった。

今回の渋さの日比谷野音公演のゲストは、Keyco、小島麻由美、サイプレス上野とロベルト吉野、Shing02、太華、テニスコーツ、三上寛、向井秀徳(ZAZENBOYS)、元晴&タブゾンビ(SOIL&PIMP SESSIONS)、RINO LATINA II他、多ジャンルのアーティストが総出演するが、そこに、9月中旬から10月中旬まで初来日公演を行なうスタッフ・ベンダ・ビリリの出演が加わった形となる。

コンゴ民主共和国出身のスタッフ・ベンダ・ビリリは、メンバーの8人中5人が子供の頃にポリオ(小児麻痺)にかかり、4人が車椅子、1人が松葉杖の生活を余儀なくさせられた身体障害者のミュージシャンたちが中心になったバンドである。2009年3月に1stアルバム『屈強のコンゴ魂~車椅子のストリート・ロッカーズ』をリリース。ハンディ・キャップを全く感じさせないソウルフルな音楽を聴かせ、また彼らを取り巻く厳しいコンゴの現実に立ち向かう熱い闘志を感じさせ、ヨーロッパ中で旋風を巻き起こした。そして、数々の苦難を乗り越えて、CDを完成させて欧州ツアーを成功させるまでの彼らを追ったドキュメンタリー映画『ベンダ・ビリリ!~もう一つのキンシャサの軌跡』(9/11・シアターイメージフォーラムにてロードショー)が2010年のカンヌ国際映画祭で出品され、世界中で大きな注目を集め、大きな飛躍を遂げたばかり。現在人気絶頂の真っ直中にいる彼らだが、今回の<渋路宴夜>でのゲスト出演が日本初登場となる。

一方、渋さ知らズといえば、これまでフリー・ジャズの巨匠デイヴィッド・マレイ、NYパンクの伝説ジェイムズ・チャンス、世界的人気の電気親指ピアノのバンド、コノノNo.1、ジプシーブラスの最高峰ファンファーレ・チォカリーアなど、一癖もふた癖もある海外アーティストらと感動的な共演を果たし、ぶっといぶっ飛びグルーヴを聴かせ、日本の聴衆を魅了してきた。彼らもまた、2010年7月には3週間の欧州ツアーを成功させ、現在脂ものってノリにのっている絶好調状態にある。

渋さのぶっといグルーヴのブラスとベンダ・ビリリの熱いソウルとの共演、これは理屈を超えた感動と濃密なグルーブを生み出すことになるだろう。

<渋さ知らズオーケストラ「渋路宴夜」>
2010年9月19日(日)
@日比谷野外大音楽堂
開場15:00 開演16:00
前売チケット4,300円(税込)発売中
・スタッフ・ベンダ・ビリリ(from コンゴ民主共和国)+渋さ知らズ
・Keyco+渋さ知らズ
・小島麻由美+渋さ知らズ
・サイプレス上野とロベルト吉野+渋さ知らズ
・Shing02+渋さ知らズ
・太華+渋さ知らズ
・テニスコーツ+渋さ知らズ
・三上寛+渋さ知らズ
・向井秀徳(ZAZENBOYS)+渋さ知らズ
・元晴&タブゾンビ(SOIL&PIMP SESSIONS)+渋さ知らズ
・RINO LATINA II+渋さ知らズ
and more…
※ゲストアーティストあり
※未就学児入場不可

◆渋さ知らズ・マイスペース
◆スタッフ・ベンダ・ビリリ・オフィシャルサイト
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