クラブや街中でダンスミュージックを楽しめるエントリー向けDJヘッドホン「HDJ-500」

ポスト
パイオニアは、DJミックスに必要なドラムのキック音やスネア音など、中低域の音をクリアに再現するエントリーDJ向けヘッドホン「HDJ-500」を、レッド・ブラック・ホワイトの3つのカラーバリエーションで発売する。

パイオニアは、1997年にDJヘッドホンを発売して以来、DJヘッドホンのフラッグシップモデル「HDJ-2000」をはじめ、トップDJが求める高音質、耐久性、フィット感を追求したプロDJ向けヘッドホンをリリースしてきた。そのラインナップに新たに加わるのが、エントリーDJ向けモデルの「HDJ-500」だ。

「HDJ-500」は、同社が今まで培った技術を活かし、高い耐久性やフィット感を実現するとともに、ダンスミュージックで重要な低音を豊かに再現することができるモデル。また、DJミックスに必要な、キック音やスネア音など中低域の音をクリアに再現できるので、エントリー層のDJでも容易に曲のテンポをつかむことが可能だ。これを実現しているのが、従来よりも厚い19μm(マイクロメーター)の振動板と銅クラッドアルミ線のボイスコイルの採用。また、ドライバーユニットには、強磁力希土類マグネットを搭載した口径40mmの新開発ユニットを採用。イヤーパッドの内径を狭めることで、音圧を高めて豊かな低音を再現する。

DJの多様なモニタリングスタイルに対応するための対策には抜かりがない。右側のハウジングに、前後60度までスライドできるアーム回転機構を採用。側圧を保ちながらヘッドバンド部のしなやかさを実現することで、片耳での聴き取りなど、DJの多様なモニタリングスタイルに対応しているのもポイントだ。また、プレイ時の動きを妨げない付け替え可能な片出しコード採用もうれしいところ。1.2mのカールコード(最大伸長時約3m)と1mのストレートコードを同梱しているので、DJプレイ時や街中で音楽を聴くときなど、各シーンに合わせてコードを使い分けることができる。

デザイン面では、同社のプロフェッショナルDJヘッドホンのフラッグシップモデル「HDJ-2000」のデザインを踏襲し、シンプルでスタイリッシュに仕上げている。またハンガー部を流線形にしたことで、ヘッドホンの左右を簡単に判別することができるのもポイントだ。

<主な仕様>
形式:密閉型ダイナミックステレオヘッドホン
再生周波数帯域:5 Hz~28000 Hz
インピーダンス:45 Ω
最大入力:2000 mW
出力音圧レベル:105 dB
使用ユニット:φ40 mmドーム型
プラグ:φ3.5 mm 3Pミニプラグ(金メッキ、ネジ式)
質量:195 g (コード含まず)
付属品:φ6.3 mm 3Pプラグアダプター(金メッキ、ネジ式)
接続コード:1.2 m片出しカールコード(最大伸長時 約3 m)、1 mストレートコード

◆HDJ-500
価格:オープン
カラー:レッド、ブラック、ホワイト
発売日:2010年11月上旬(レッド、ブラック)、2011年1月中旬(ホワイト)

◆HDJ-500 製品詳細ページ
◆パイオニア
◆BARKS 楽器チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報