安全地帯、香港公演はモウマンタイ(問題なし)!

ツイート

1985年の初公演以来、8年振り6度目となる安全地帯の香港公演が9月25日(土)、亜洲国際博覧館で開催となった。同会場はこれまでにビリー・ジョエルやエリック・クラプトン等のビッグ・アーティストが公演を行なってきた名門アリーナであり、その8000枚のチケットは完売していた。

◆安全地帯@香港・亜洲国際博覧館画像

以前から安全地帯の曲は中華圏で人気が高く、様々なアーティストがカバーしてきた事もあって、現地では日本ではシングルになってないようなアルバム収録曲まで知られている状況下にある。1曲目の「じれったい」が演奏されるや、地響きが起きるかと思える程、場内が大きく揺れ始めた。

驚くべきは、全ての曲の語詞をオーディエンス全員が日本語で一緒に歌っている事で、その光景は、改めて現地での人気の高さを見せつけるもの。玉置浩二も、広東語混じりのMCを披露したり、曲間で「I Love Hong Kong!」と何度もシャウトする等で、熱狂的な香港のオーディエンスに応えた。魂を焦がす最高の盛り上がりには、本人も「魂で唄った!」と興奮を隠しきれなかったようで、彼らにとって第二の故郷でもある香港は、キング・オブ・アジアとでも言うべき全26曲を2時間の圧巻のパフォーマンスで披露、大盛況のまま終了することとなった。

安全地帯は9月29日の東京府中公演から国内ツアーを再開させ、10月5日、6日の日本武道館公演で4ヶ月近くに及んだツアーが終了となる。その後は10月17日に韓国で、24日にはシンガポールで公演が予定されている。長いツアーの中、様々な事も起こり、今後のツアーもどうなるのか不安視される向きもあったが、この日の香港公演を見る限り、安全地帯は完全なるベストコンディションを取り戻しているようだ。

残り5本の国内公演も、最高の状態でのパフォーマンスが期待できることだろう。

◆安全地帯オフィシャルサイト
◆安全地帯“完全復活”コンサートツアー2010オフィシャルサイト
この記事をツイート

この記事の関連情報