サカナクションの初武道館公演に、1万1000人は歓喜の嵐

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その後「ネイティブダンサー」「インナーワールド」「サンプル」などのエレクトロ・ナンバーが続き、最新のシングルチューンである「アルクアラウンド」「アイデンティティ」を立て続けに披露。ここでとうとうオーディエンスのボルテージは爆発。会場が一体となり最高潮の盛り上がりとなった。

最後には、山口一郎がスタンドライトを灯し「enough」をパフォーマンスし、約1時間半の本編は終了。クラブミュージックのスタイルを徹底した本編はほとんど演奏をとめることなく進行し、ダンサブルでありながら緊張感もまた感じられるライヴとなった。

その後、会場からの鳴り止まない拍手に応えて、アンコールがスタート。「2度と演らないと言っていた曲を演やらせてください」と、披露されたのは、サカナクション初期の名曲である「GO TO THE FUTURE」。これには、オーディエンスからも今日何度目かわからない大歓声が巻き起こる。

さらに「白波トップウォーター」、そしてさらなるダブルアンコールで「目が明く藍色」がパフォーマンスされ、約2時間半のライヴは終了した。

これまでのキャリアのベストを詰め込んだといっても差し支えないセットリストで行なわれた、初の日本武道館公演。2010年代を牽引するバンドとして、サカナクションのさらなる飛躍を感じさせる、いや、確信させるものとなった。なお同公演の模様は、WOWOWで11月15日にオンエアされる予定となっている。

10月8日<SAKANAQUARIUM 21.1 (B)>セットリスト
1. Ame(B)
2. ライトダンス
3. セントレイ
4. アドベンチャー
5. Klee
~MC~
6. フクロウ
7. 涙ディライト
8. アンダー
9. シーラカンスと僕
10. マレーシア32 ~ 21.1
~Paradise of Sunny
11. 新曲(タイトル未定)
12. ネイティブダンサー
13. インナーワールド
14. サンプル
15. 三日月サンセット
16. アルクアラウンド
17. アイデンティティ
18. enough

EN. GO TO THE FUTURE
EN. 白波トップウォーター

DEN. 目が明く藍色
(End Roll ホーリーダンスInstrumental Remix)

◆サカナクション・オフィシャルサイト
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