シェアNo.1楽譜作成ソフトの最高峰の新バージョン「Finale 2011」

ポスト
イーフロンティアは、国内市場において売上シェアNo.1を誇る楽譜作成ソフトの最高峰「Finale」の新バージョン、「Finale2011」(フィナーレ2011)を2010年11月26日より発売する。

「Finale」は1989年に楽譜浄書のプロ用ツールとして産声を上げ、現在では「楽譜制作といえばFinale」と評され、「世界標準」のソフトウェアとして確固たる信頼を築き上げてきたソフトウェア。ピアノ譜からオーケストラスコア、タブ譜、パーカッション譜、和楽器や現代音楽まで、いかなるジャンルの楽譜でも柔軟に表現可能。また、パソコンだけで高品質な再生が可能な2種類のソフトウェア音源を搭載。楽譜上の演奏記号を感知して人間的なニュアンスを表現するなどプレイバック機能も充実。MIDIファイルやオーディオファイルへの書き出しはもちろんのこと、生演奏の録音やムービーとの同期も可能だ。

最新バージョンとなる「Finale2011」では、レイアウトの操作性が大幅に向上。歌詞やコードネームの機能改善や新しい3種のフォントが追加されている。

新機能最大目玉は「最適化」という概念が取り払われたこと。従来、組段内の五線を個別に動かすには「組段の最適化」を施す必要があったが、これが不要になったのだ。シングルクリックとダブルクリックで五線の挙動を制御するユニークな五線レイアウト方法は、よりスピーディーで、ストレスのない作業を実現。五線の段間調整を、より直感的に行えるようになっている。また、新設された「五線の並び替え」機能により、パートの配置順を簡単に並び替えられるようなっている。

歌詞の入力機能が大幅にアップグレードされたのも注目だ。歌詞入力に関するあらゆる操作を一元管理できる「歌詞ウィンドウ」を用意。歌詞のついた音符のレイアウトをより美しく自動調整するほか、約物を検知して、ちょうどよい場所に自動配置したり、歌詞の番数を表す番号の自動入力などの機能も備える。ギター奏者には、カポタスト使用時の移調コードをワンアクションで表示できる機能がうれしいところ。また、「Finale 2010」で一新されたパーカッション機能入力がさらにパワーアップ、小節の途中からでも新しいパーカッシブマップを設定することが可能になっている。

フォントには3つの新しい補助フォントが付属。再生には、高品位なサンプリング音源「Garritan Instruments」と、それを手軽に使用できる「Aria Player」を搭載。Aria Playerは、直感的な操作を可能にする新しいインターフェイスを装備、さらにバストロンボーン、ブラスセクション、少年コーラス、フルートセクション、エレクトリックドラム、スチールドラムなど、新たなリアルサウンドを追加している。その他のVST/Audio Units音源およびエフェクト・プラグインも使用可能だ。

通常版パッケージのほか、解説本付きやアカデミック版、さらに教育現場向けにマルチライセンスの販売も行われる。詳しいラインナップについては下記リンクから。

◆Finale 2011
価格:オープン(市場予想価格 63,000円前後)
◆Finale 2011 解説本付き
価格:オープン(市場予想価格 65,000円前後)
発売予定日:2010年11月26日(金)

◆Finale 製品詳細ページ
◆イーフロンティア
◆BARKS 楽器チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報