クリープハイプ、タワーレコード新宿店に300人殺到

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クリープハイプが10月23日(土)タワーレコード新宿店にてインストアライブを決行した。ボーカル尾崎の感情むき出しで激しく歌うライブも話題となり、日に日に動員が増えている状況下、タワレコ新宿店は、ひとだかりとなった。

◆クリープハイプ@タワーレコード新宿店画像

当日はライブがスタートする1時間も前から人が集まり始め、ライブが始まる頃には300人が殺到。急遽、観覧スペースを広げ、なんとかライブがスタートとなった。
1曲目はニューアルバムの中から「山羊、数える」。眠れずに数えていた羊が寝れそうになってから山羊(やぎ)だったこと気付いたというファニーでシュールな作品だが、含みのあるリアルさがクリープハイプらしい1曲だ。

「前回ここでインストアをした時も新曲をやったので今回もやります」と尾崎世界観が紹介した新曲は「グレーマンのせいにする」だった。ニューアルバムの発売記念インストアライブにも関わらず新曲を披露する辺り、プロモーションという一元的なものではなく、自分たちの存在と今を伝えるライブのあり方をシンプルに証明して見せたといえそうだ。

続いて、まだ音源化されていない楽曲「マルコ」、アルバムから「ごめんなさい」を演奏。最後にはアルバムでも最後に収録されていた「風にふかれて」。「何もいいことないから 死にたくなった」という歌詞で始まり、「まだ生きる生きる生きるよ」と強い言葉で終わるこの楽曲。最後の力を振り絞り伝えようと歌う尾崎の姿が印象的だ。

現在、<心の中の第二次世界大戦ツアー>で全国を回っている彼らだが、10月31日(日)には多摩美術大学の学園祭に登場する。11月25日(木)にはツアーファイナルワンマンが武蔵野公会堂で開催となる。

<心の中の第二次世界大戦ツアー・ファイナル ワンマン>
2010年11月25日(木)
@武蔵野公会堂
OPEN 18:00/ START 19:00
前売り2,800/当日3,300
◆チケット詳細&購入ページ
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