<ニコニコ大会議2010秋>、会場&Web視聴で約11000人が熱狂

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ライブ中盤戦ということもあり、しばらくは落ち着いた楽曲が続く。neroに続いて登場した“サリヤ人”は、“まらしぃ”のキーボードと“prkr”のギターをバックに「letter song」を披露。伸びやかな声で、オーディエンスの心と耳を癒した。

さらに、二度目の登場となる“Gero”がステージ右方に姿を現した。まらしぃのキーボードのみというシンプルな演奏に合わせて、「Just Be Friends」を優しく歌う。会場も生放送コメントも、皆一様に彼の歌声に聴き入っている様子がうかがえた。

会場全体がたっぷりと癒されたところで、エネルギー充填完了とばかりに「シザーハンズ」を熱唱したのは“ぽこた”だった。「ライヴは思った通りにはいかねぇもんだな!」と声を張り上げ、MCでもオーディエンスを巧みに盛り上げていく。

そして一気に温まった空気をさらに上向きにしたのが、“リモーネ先生”による「1925」だ。この日のために行なったという過酷な滝行の様子が映像で流されると、生放送には彼をねぎらうコメントが次々と並んだ。

ライヴもそろそろ後半戦。登場したのは、ニコ動の歌い手と演奏者で結成されたバンド“メビウス”。ヴォーカルを務めるフェルナンドこと“ゴム”が、相変わらずのパワフルな歌声で「ローリンガール」を披露した。

次に登場した“軟鉄兄弟”は、“やまだん”と“湯毛”によるパワフルなユニット。今回もファンの期待通り、熱さあふれる楽曲「英雄」を高らかに熱唱。手慣れたライブパフォーマンスはさすがのクオリティである。

そんな軟鉄兄弟にも負けじと劣らない熱さを見せたのは「ダブルラリアット」を歌った“プリコ”。会場を煽ってオーディエンスのテンションを引き上げ、タオルを使ったパフォーマンスで大いに魅せた。

ラストには男性陣による「ブラック★ロックシューター」に続いて、“ヒャダイン”が登場。出演者全員での「ぼくとわたしとニコニコ動画」、そしてさらに“せら”が登場し「エアーマンが倒せない」の大合唱で、会場と画面越しのオーディエンスに別れを告げた。


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今後、ニコニコ大会議は<ニコニコ大会議2010-2011全国ツアー>と銘打って全国各地を回るツアーを実施。2011年2月4日からの東京JCBホール2Daysでファイナルを迎える。

【<ニコニコ大会議2010-11全国ツアー>日程】
2010年12月15日 群馬県 高崎FLEEZ
2010年12月18日 北海道 札幌ペニーレーン24
2010年12月24日 香川県 高松オリーブホール
2010年12月25日 大阪府 大阪クラブクアトロ
2011年01月08日 福岡県 福岡DRUM LOGOS
2011年01月09日 広島県 広島クラブクアトロ
2011年01月16日 宮城県 仙台darwin
2011年01月29日 愛知県 名古屋ダイアモンドホール
2011年01月30日 石川県 金沢AFTER HOURS

◆<ニコニコ大会議2010秋~それはロックか?~>セットリスト
◆ニコニコ大会議 オフィシャルサイト
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