世界最大級のジャズ専門店、お茶の水に登場

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ディスクユニオンがお茶の水に“diskunion JazzTOKYO”をオープンさせる。世界最大級のジャズ専門ショップとして登場する旗艦店だ。

◆diskunion JazzTOKYO

新宿、吉祥寺、神保町、関内等に専門フロアを展開するなど、ジャズに情熱を注いできたディスクユニオンだが、今回の“diskunion JazzTOKYO”は同社のジャズ専門店の集大成といえるもの。熱心なマニアはもとより、初心者や海外のジャズ・ファンにも間口を拡げ、CD/レコードから映像商品、書籍まで幅広いラインナップでジャズの醍醐味を伝えるという。

統括責任者の塙耕記氏は「世界に類例のない“音楽と音のスペシャリスト集団”を目指すというディスクユニオンの経営理念に基づき、全世界のジャズ・ファンに向けて情報を発信したい」と話す。開店時間は午前11時より午後9時まで(日曜・祝祭日のみ午後8時閉店)、年中無休。売場面積は100坪、CD・レコードの総在庫数は10万点を超えるという店構えだ。新品商品も中古商品も等しく取り揃え、数十万円のレア廃盤から数百円のリーズナブル盤までが店頭に並ぶことになる。試聴スペースでは、ガラード401、アルテック620Bといったオーディオ銘機でレコードを聴くこともできるのも嬉しい限り。

「JazzTOKYO BOOKS」コーナーでは、ブック・ディレクターの内沼晋太郎にコーディネイトを依頼し、新刊・中古合わせて3000冊ものジャズ関連書籍・雑誌を揃え、“活字によるジャズの魅力”を多角的にアピール。また音楽バッグ専門コーナー「union music-tote」では、「レコードを持ち運ぶのにもっと機能的で、かっこいいバッグがあってもいいのでは」というコンセプトを基にバッグメーカーとのコラボやユニオンオリジナル商品を展開、こだわりのアイテムがショウケースを彩る。ミュージック・ラバーにとってかゆいところに手の届く魅力的なショップとの誕生といえそうだ。

「お茶の水ソウル・レアグルーヴ館」も併設され、こちらではブラック・ミュージックやラテン音楽のCD・レコード、2万点が取り揃えられている。旧店舗(お茶の水ジャズ館)の最終営業日にかけつけた30代男性は「閉店の知らせを聞いてがっかりしていたが、これで希望ができた。“diskunion JazzTOKYO”は、ジャズもソウルもラテンも読書もカバンも好きな自分にとって、夢のような場所になりそう」と、笑みがこぼれた。

diskunion JazzTOKYO
2010年11月26日(金)開店
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-1-45 ニュー駿河台ビル2階
Tel:03-3294-2648 (FAX 03-5281-2772)
E-MAIL:do12@diskunion.co.jp
営業時間:11:00~21:00(日祝11:00~20:00)無休
売場面積:100坪(併設ソウル・レアグルーヴ館含む)
商品在庫:10万アイテム
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