GORILLAZ、新曲「ドンカマチック」にKORG会長の声がフィーチャー

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11月21日に世界同時発売されるGORILLAZの新曲「ドンカマチック」は、イギリスのR&B系新進ソングライター、デイリーのボーカルをフィーチャーしたGORILLAZらしいクセになる超ポップな曲だが、その曲中に、日本人の声がフィーチャーされている。

◆「ドンカマチック」PV映像

タイトルの「ドンカマチック」とは「ドンカマ」の語源となったKORGのリズムマシンのこと。レコーディングするとき楽曲のリズムガイドとして、カン・カン・カン…というメトロノームのような正確なビートを鳴らすことがある。そのリズムガイドのことを「ドンカマ」というのだが、当時正確なビートを出力してくれるものとして使用した機材が、日本初のリズム・マシンのKORGドンカマチックだったのだ。

そしてこの曲中、数回聴かれる「ドンカマチック」というフレーズが、なんとドンカマチックの生みの親、コルグ社の加藤会長の声だということがKORGの公式Twitterで明かされている。海外のビッグ・アーティストが実在の日本人エグゼクティブの声をフィーチャーした例は非常に稀だろう。

コルグ社の公式Twitterには下記のような書き込みがある。

“Gorillazがシングル「Doncamatic(All Played Out)」を発表。曲名はメンバーが大好きというコルグの最初の製品ドンカマチックから。曲中の「Doncamatic」の声は弊社会長 加藤孟です!”

現在<エスケープ・トゥ・プラスティック・ビーチ・ワールド・ツアー>で世界各国で公演中のGORILLAZは、11月25日まではヨーロッパ、12月3日の香港公演を経て、12月6日から21日まではオーストラリア&ニュージーランドで公演予定。10月に行なわれたニューヨーク公演は耳の肥えたニューヨークっ子も大満足の大盛り上がりだったとのこと。

デーモン・アルバーンは、GORILLAZの新作をiPadで作成したようで、世界中で話題となっているところでもあるが、まずは「ドンカマチック」にご注目を。


配信限定ニュー・シングル「ドンカマチック」
2010年11月21日配信開始

新曲「ドンカマチック」を収録した配信限定アルバム『プラスティック・ビーチ(スタンダード・エディション)』
2010年11月29日配信開始

最新スタジオ・ライヴ音源を集めたiTunes限定『Gorillaz - iTunes session』
配信中

◆GORILLAZオフィシャルサイト
◆KORGオフィシャルTwitter
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