竹内電気から斉藤伸也が脱退

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11月24日にアルバム『冬物語』をリリースした竹内電気から、ギター&ヴォーカルの斉藤伸也が脱退することが発表された。本人からのコメント、およびリーダー・竹内サティフォからのコメントは以下のとおり。

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竹内電気ギター・ボーカル斉藤伸也は、2月のワンマンツアーを以て竹内電気を脱退します。
理由は、今後バンドを進めていく上での方向性の違いが主です。
度重なるバンド内でのミーティングにて僕自身の描くバンド像とメンバーの描くバンド像の違いが浮き彫りとなり、このまま竹内電気のメンバーとして続けていくのが難しいと判断し脱退を決意しました。
10年間一緒にやってきた仲間との別れは辛いものがありますが、僕自身の全てであった『竹内電気』の今後を考えた上でメンバー五人で下した決断です。
このタイミングでの発表になったのは、これから四人体制の竹内電気が止まらず走り出すためです。ご理解ください。
僕が今後どういった形で音楽を続けていくかどうかはまだ分かりませんが、表現することを辞めてしまう気はありません。また何らかの形で皆さんにお会いできたらいいな、と思っています。引き続き今後の竹内電気と斉藤伸也にご期待ください。

最後に、今まで応援してくれたみなさん、ありがとうございました。言葉では伝えきれないほど感謝しています。残されたライブ、是非遊びに来てください。楽しみましょう。

斉藤伸也 (竹内電気 ギター、ボーカル)

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この度は斉藤伸也が脱退するということで、ファンの皆様、関係者の皆様を驚かせてしまい、竹内電気のリーダーとして大変申し訳なく思っています。

僕ら5人は高校時代からの友人で、ずっと一緒にバンドを続けてきました。その中で斉藤と他の4人に、バンドに対する考え方、方向性にズレが生じてきました。
メンバーの音楽やバンドに対する考え方が変化していく中で、ここまで続けてきたのは僕らが「友達」であることが一番の理由でした。でもこれからもそれだけを理由にズルズルと続けていくのはお互いの音楽人生において良くない事だと思い、みんなで話し合った結果がこのような決断になりました。

ただ、たまたま4人と斉藤に違いがあっただけでどちらが良いとも悪いとも思いません。
斉藤が抜けることは今までの竹内電気ではなくなるということです。それでも4人でまた一から新しい竹内電気を作り上げて、僕たちメンバーも竹内電気を応援してくれているみんなも満足できるような楽曲、ライブを届けていきたいと思っています。その気持ちには何の変化もありません。そして、斉藤もきっと音楽を続けていくと思います。
これからもどうか僕たち5人を応援してください。よろしくお願いします。

竹内サティフォ(竹内電気 リーダー、ギター)

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ライヴでもひときわ異彩を放っていた斉藤伸也。彼の脱退前ラストとなるツアーが、2011年2月より大阪、東京、そして地元名古屋の3会場で開催される。竹内電気としての彼のパフォーマンスが見られる最後の機会となるので、ファンは足を運んでほしい。

【<竹内電気WINTER TOUR 2011~さよならロング・ヘアー~>概要】
2010年2月13日(日)心斎橋クラブクアトロ
2010年2月20日(日)渋谷クラブクアトロ
2010年2月26日(土)名古屋クラブクアトロ

全公演 12月25日(土)一般発売開始

◆竹内電気 オフィシャルサイト
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